そうそう毎日不思議ネタもないもので、
<さらばアトランティス・・・愛をこめて> 第58話
早速 デーブは、作業の段取りに取り掛かった。
礼拝堂までとはいかないが、 多人数を収容できる場所の確保と、
善良で良心的な人々を1人でも多く集めた。
「皆さん、この母なる地球と父なる銀河より、
宇宙に 愛と感謝を込めて 私達と一緒に御祈りをお願いします! 」
ターシャの呼び掛けの後に、巫女たちは大勢の人達の前に立ち、
先駆け祝詞の 声を高々と響かせ 、空高く舞い上がらせた。
暫くしてデーブと 両博士とそのスタッフたちは持ち場につき、
隕石群の追跡と隕石誘導に全力を尽くした。
「見て下さい、キュー博士。
隕石群が X座標に現れました。
サマ博士見て下さい 。
高次元Y座標より吸い込まれ 、消え失せました。
今の関係を、祈りの周波数より分析して見ます! 」
「頼むぞ デーブ君 。
隕石群をコントロール出来れば、ある程度被害を最終的に軽く出来る。
その後は、天に祈るだけだ!」
祈りを捧げる一般人達の回りを、ターシャと巫女たちが輪を作る様に取り巻いた。
これも キュ博士の考えである。
最低 でも3人以上が 円を描くように 取り囲み、想念の波動ビームで指向性を付け、
デシベルを上げて隕石へ照射する段取りであった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
第58話終了
クリック頂いて有り難う御座います。