昨日出現した特徴的な雲は、
山梨県から北関東~福島~宮城県にかけて広範囲に目撃されたため
各地から地震雲掲示板にupされていた。


2013.5.8  朝、東方向に滞空していた雲

朝雲2
©FUKATI


2013.5.8 昼 東南方向に滞空していた雲

昼雲1

©FUKATI

2013.5.08 北方に滞空していた雲(再掲)
この雲も、朝から日没までほとんど同じ位置に留まっていた。

雲44

©FUKATI





2013.5.8  午後6時 東方向に滞空していた雲、
いわゆるレンズ雲

夕雲

©FUKATI



一日中、北風が強く吹き荒れていたため、
上空に吹きだまりができていたかのようだ。

まるで宇宙母船のような様相を呈していたものの、
気象衛星画像を見ると、
しっかりと写っている。

2013.5.08 午前9時の衛星画像

衛星朝2

http://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area



拡大すると、
山梨県から北関東(群馬県、栃木県)、福島県にかけて、
北東から南西に整列している雲の様子がよく分かる。

衛星朝1

http://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area






2013.5.08 午後2時30分の気象衛星画像

衛星昼1

http://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area



拡大すると、
北関東から福島県、宮城県にかけて
北東から南西に雲が整列しており、

山形市あたりから南東にも別の雲が整列しているのが分かる。

衛星昼2

http://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area


こちらは赤外線画像
福島から北関東にかけて、
よりくっきりと斜めに整列する雲が見えている
2013.5.08  午前10時30分画像
(夜になっても出ていた。)

508赤外

http://www.jma.go.jp/jp/gms/smallc.html?area




8日朝から夕方まで経時的に画像を見ると、
この整列した雲は若干形を変えながら同じ位置に留まっていた。

 昨日の特徴的な雲は
強風の吹き荒れていた間にだけ出現したようなので、
純粋に気象現象だったのかもしれない。
(2011.3.06に出現した母船雲は、無風状態で半日滞空していた。)

しかし、以前別のサイトで話題になった宇宙船雲とそっくりな雲も出現していたので、
昨日の奇妙な雲の中に、宇宙船が隠れていた可能性は除外したくない。

さらに、この現象を敢えて地磁気の変動等と結びつけると、
今回の雲が整列していた東日本エリア(北関東~東北)、
及び山形市・仙台市方面は要注意と考えたい。




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