読者である ひろみさんの情報提供もあり新法皇はイタリア系ということで一件落着、スッキリした、笑。
昨日far-memoryさんの最新記事を読んだら、やたらとアトランティスが懐かしくなった。
思い出した訳ではないけれど、
あの文明の足下にも及ばない現在、
この世界で自分は何をやっているのだろう？と、
少し感傷的になって床についた、、、。
今朝見た夢では、
宇宙ステーション内で、私の他に男性４名、女性１名いて、
地球往還シャトルが無人で勝手にドックから離脱して行き、
その後、異星人の宇宙船（お釜の様な形態）が２機出現して大騒ぎになった、、、。
段々宇宙人が近づいて来たか？ 笑。
ということで、
＜さらばアトランティス・・・愛をこめて＞ 第30話
原作：ドラゴン 編集：FUKATI
これまでの主要登場人物
主人公トル：レムリア人エリート科学者の血を引き、アトランティスの科学アカデミーで学んだ新進気鋭の科学者。
（現代ではこの物語の原作者であるドラゴンさん）隕石落下により最期を遂げる。
リル：トルの弟。同じく優秀な科学技術者。
ターシャ：二人の姉。優れた霊能力を持ち、アトランティス王宮で巫女となる。
フーカ：レムリアの叡智を受け継ぐアトランティスの老神官・祭司長
（現代ではこのブログの管理人FUKATI ！？）
・コーン提督：アトランティス帝国、王室の一員で次期皇帝の座を狙う野心家。首都脱出途中、ヨーシの計略により暗殺された。
・ラミー妃：コーン提督の妻。夫コーン提督とともに暗殺された。
・宮廷長官ヨーシ：密かに帝国乗っ取りを企む、前王家の一員。陰謀成功し摂政の座に就く。
・宮殿室長ヒーロ、その部下ローキ
・宇宙観測所所長スーズ
・同観測員デープ
・官房室長・広報室長ロミ
・その部下ミチ・・秘密情報員、巫女を装う。
・秘密警察長官ターナ
・取調室長マーク
・警護官長マーサ
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大分時間が経ってやっとフーカと 幹部祭司、ローキと その手下どもが 険悪な 顔付きで 密談の部屋から 出て来た。
フーカは、ロミたちを見つけ 廊下で事の成り行きを 聴かされて、
「そうだっ たか？ トルが？ 旅立ったか？
しかし 学者として役目を遂行出来 、それが何よりの学びと思うと彼も本望だったような気がする！」
祭司の幹部から 「祭司長 急ぎませんと！」
フーカ「 解った、 先に行ってくれ。 後から すぐに行く！では、宜しく！」
その言葉に ロミが フーカに
「 何があったのですかフーカ様！」
フーカ「 いずれ 知れるだろう 。祭司長を 辞する 時が 来たようだ。私も 一 殉教者として 生きる時が来た！」
ロミ「それは、 つまり 宮殿サイドの圧力なの フーカ様！」
フーカ「それは、違う。今に 解るよ！」
ロミたちには、何故 フーカ様が いとも簡単にローキどもに屈したのか？ と思うしかなかった。
翌日 、異例にも神殿内 関係者に対して神殿広場に集合の号令が 出された。！
一同は皆、一体何があったのかと 顔を見合せていた。
そして祭司の幹部たちが、3000人を越す 神官関係者の前で 突然異例の 発表をしたため、
騒然となり驚きのザワメキが起こった。
「何だって、フーカ様が 祭司長を辞するなんて！ 一体 何があったんだ！ 何かの圧力か！」
「 提督閣下は、 何故阻止せぬ！宮殿は、何を考えている！」
ザワメキががピークに至った時、
祭司の一人が 「静粛に 静粛に！ 祭司長より 御言葉が！」
その言葉に一同 鎮まり、 やがて 壇上中央に フーカが 現れた。
皆は 固唾をのんで 彼の言葉に注目した。
暫くして フーカが 一同を前にして語った、
「 神々に 使える我ら アトランティスの神官たちよ。
この偉大なる 宇宙の叡智を戴き、我らアトランティスの永遠の繁栄を祈り、 お役目はこれをもって辞するが、一殉教者として これからも 皆と心を合わせ平和と発展を祈ろうぞ！」
短い言葉の中には、祭司長として かつて これ程の神官として 民からの絶大なる 信頼を得た 人物は、見当たらないと 人々は、彼の辞職を 惜しんだ。
その一方で 宮殿サイドでは、緊急の特権階級以上の会議が行われ、 コーン提督閣下の死と首都 復旧経過と 今後について 報告がなされた。
さらには正式に アトランティス帝国 摂政の地位に ヨーシが選出され 、殆んど 反対者も無く承認された。
また 祭司長 フーカの辞任も承認され 、名実ともにネート王家の再来とも言えるヨーシ新政権が 誕生した。
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第３０話終了
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