１２日夜、グアム島の繁華街で発生した無差別襲撃事件による日本人犠牲者が３人となった。
意図的に日本人をターゲットにしたのか、それとも偶発的なのかは今のところ不明。
報道によると犯人である現地民男性は薬物を使用していたらしい。
合成麻薬とも抗うつ薬とも言われているが、もし後者だけを飲んでいたとしたら、心神耗弱で犯人は減刑もしくは無罪となる可能性も考えられる。
SSRI（選択的セロトニン再取込み阻害薬）に分類される抗鬱薬のうち、パロキセチン塩酸塩はその副作用に錯乱、幻覚、攻撃性の増強があるため、一時期盛んに注意喚起されていた。
犯人の血液検査は当然実施されているだろうから、もしこの成分だけが検出されたら犠牲者は浮かばれない結果となろう。
この犯人原住民の人間関係・交友関係に中国人がからむのではないかと考えるのは、邪推か。
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＜さらばアトランティス・・・愛をこめて＞ 第18話
原作：ドラゴン
これまでの主要登場人物
主人公トル：レムリア人エリート科学者の血を引き、アトランティスの科学アカデミーで学んだ新進気鋭の科学者。
（現代ではこの物語の原作者であるドラゴンさん）
リル：トルの弟。同じく優秀な科学技術者。
ターシャ：二人の姉。優れた霊能力を持ち、アトランティス王宮で巫女となる。
フーカ：レムリアの叡智を受け継ぐアトランティスの老神官・祭司長
（現代ではこのブログの管理人FUKATI ！？）
・コーン提督：アトランティス帝国、王室の一員で次期皇帝の座を狙う野心家。
・宮廷長官ヨーシ
・その部下ヒーロ、ローキ
・宇宙観測所所長スーズ
・同観測員デーブ
・官房室長・広報室長ロミ
・その部下ミチ・・秘密情報員、巫女を装う。
・秘密警察長官ターナ
・取調室長マーク
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ミチは、トルに ターシャ（トルの姉、巫女）から 一番 伝えて欲しいと言われた事を 話し始めた。
「ターシャ様は、このアトランティス以上に この母なる 地球を 憂いています。
まるで人間や植物と同じように、星であっても 立派な 宇宙の中の一つの生命体であると。
今回が 最後になるかも 知れない、 高次元の仲間入りをしなければならない 大切な時期に、地球人類の気付きが無くその想念は宇宙の叡知と大きく かけ離れてしまい、母なる地球が もうこれ以上 子供たちをかばう事が出来ない所まで来てしまいました。
父なる 銀河宇宙は母を救う為 に、父の手により、つまり 天より この 人類を淘汰せよとの お達しがでたのです。
その為に弟のやっていることも然りにてと！」
トル「そうか 姉が そんな事を！」
ミル「また、フーカ様が遊星爆弾を迎撃して、その全ての意味合いを皆様が理解でき、また地球上に 平和が訪れて民を含め 皇帝が改心すれば、それはそれで 然りと！」
トルは、ミチに お礼を述べ ロミ（広報室長）に 紙とペンをお願いした。
その持って来た紙に 何やら 文字と図をギッシリ 書いた。
ロミが尋ねた。
「トル博士。これは、遊星爆弾の規模や 位置 今後の運行進路 などなのですね！ 」
トル「そうです。
ただ私の右脳でのリモートコントロールで、拉致を受ける前までで他の祈りの想念のパワーも有り、今は何もしていないので半分以下のスピードとなっています。
迎撃するなら 今が チャンスです！」
ロミ「ありがとう トル博士！良く話してくれました。
私も考えさせられました。この宇宙からみれば 小さな星、私達から見れば大きな生命体を、アトランティスの中で 欲望、執着や身勝手な振る舞いによって地球という母なる星を苦しめ、父なる 銀河までも 調和を 損ねたなんて、とんでもない 話しだわ！ 」
「ミチも同じです ロミ様！宇宙あっての 地球、地球あっての人類ですよね トル博士！ 」
トル「その通りです。それが解れば みな、如何に調和が大切かに気づくでしょう！
そこから 愛 や感謝が 自ずから 沸いて来ます！
三人は久し振りに 笑顔に 包まれていた。
トル「それでは、その紙を持って早速 フーカ様とその スタッフの学者たちに 届けねば！ 急いで下さい。ロミさん！」
「分かりました ありがとう トル博士！」
ロミとミチは、刑務所を後にした。
それを追うようにローキの手下達が後を 追った。
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第１８話終了
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