昨夜のNHK番組「クローズアップ現代」
”南極大陸が融ける?”を見て驚いた。
氷床下にある南極大陸の地形調査が進み、大陸の起伏が明らかになったのだが、
南極大陸の60%が海抜0メートル以下にあるという。

NHK TV画面より
この図の青い部分が氷に覆われている海面下の陸地。
従来、この図の左半分である西南極について知られていた事実が、
右半分である東南極についても同様であることが分かり、
この部分にある氷床は非常に不安定な氷ということになる。
温暖化により海岸沿いの氷が溶け出すと、
海抜0メートル以下であるエリアに海水が流れ込んで貯まり、
一気に氷床融解が進むという。
地球温暖化の研究によると、西暦2100年には現在より気温が3℃上がると言われており、
それは12万5千年前の気候と対応し、
海底珊瑚礁の研究からその頃の海水面は現在より9メートル高いことが判明している。
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”南極大陸が融ける?”を見て驚いた。
氷床下にある南極大陸の地形調査が進み、大陸の起伏が明らかになったのだが、
南極大陸の60%が海抜0メートル以下にあるという。

NHK TV画面より
この図の青い部分が氷に覆われている海面下の陸地。
従来、この図の左半分である西南極について知られていた事実が、
右半分である東南極についても同様であることが分かり、
この部分にある氷床は非常に不安定な氷ということになる。
温暖化により海岸沿いの氷が溶け出すと、
海抜0メートル以下であるエリアに海水が流れ込んで貯まり、
一気に氷床融解が進むという。
地球温暖化の研究によると、西暦2100年には現在より気温が3℃上がると言われており、
それは12万5千年前の気候と対応し、
海底珊瑚礁の研究からその頃の海水面は現在より9メートル高いことが判明している。
南極の氷が全て融けた後の南極大陸予想図
もし南極の氷床が急速に融解したら海面上昇は9メートルどころか、数十メートルになるだろう。
しかも、極地における急激な質量低下が地球自転軸に影響を与えることは必至となり、
最悪ではポールシフトの引き金となるかも知れない。
(南極大陸が浮上して面積が拡大すれば、さらなる海面上昇も)
番組ではそこまでの言及はなかったのだが、
すでにそういう予想を述べているサイトもあるので、
やはり温暖化による氷床融解は大問題なのだと再認識させられた。
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