昨日、当ブログ読者である ドラゴン さんより原稿を頂いた。
ご自身の夢見による、過去生想起を元にした不思議な物語であり、
真実かどうかの検証は別として、今まで語られなかった新奇事象も提示されている。
 
 原文はやや難解なため、私(FUKATI)が若干読みやすく編集しなおして、
今後数回に分けて掲載する予定。

今日はその第1回目となり、読者諸兄に幾分かでも興味をいだいていただければ幸いである。

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さらばアトランティスーーーー愛をこめて
   原作 ドラゴン   編集 FUKATI

 

  

 いつの頃からか私(ドラゴン)は、アトランティス時代末期の過去世を、

不思議にも幾度と無く夢で見せられてきた。


 
 最初は、たんなる夢見と思っていたが、登場する人物達とやがて現世で知り合い 、

この夢見の舞台となる遠い太古の過去世を、その人達と共に生きて同じ時代を共有していた事を悟った。


 
その摩訶不思議な出来事を書き下したのだが、このストーリーは正に今の過渡期の世界と類似しているため、

現代人類に一石を投ずる内容であると思っている。






<さらばアトランティスーーーー愛をこめて>  1






遥かな遠い昔、栄光と挫折で滅んだ偉大な帝国があった。



その帝国の名前は、誰でも一度は耳にしたことのあるあの”アトランティス”である。 




その末期のおもだった人々の中に、私(ドラゴン)やFUKATIさんやCさん(某有名ブログ管理人)がいた。



そして、それぞれが天の采配による役割を演じていた、、、、、、、、。




 当時の私の幼名は”トル”で 、わずかに陸地の残っていた滅亡寸前のレムリア大陸北東部辺境に生まれた。



両親が、せめて子らを何とか生かしたいと、生き残りの子孫が滅亡寸前に、兄弟のうち三人をアトランティスにいる知人の老夫婦に預けた。



その直後、両親と兄弟たちは、残されたわずかな大陸の欠片となったレムリアとともに海の底に沈んで、非業の最期をとげたのである。




 それから 十数年の月日がたち、少年トルと弟のリル、そして 姉のターシャの3姉弟は、アトランティスに 征服されて植民地化されていたある小国にいた老人夫婦の下で貧しい暮らしをしていた。


 
だが、レムリアの高潔なる血と老夫婦の暖かい育て方のお陰で、精神性の高い姉弟として育っていた。




ある日、 爺さんのクメーと婆さんのトミーはこの子たちに本当の事を話し、3人には立派な教育を受けさせたいと言った。



なぜなら、アトランティスの掟では植民地の国民はほぼ奴隷と同じ扱いであり、身分制度のために市民権も無いもっとも低い身分であったからだ。


この3姉弟の本当の両親は、レムリア連邦の中でも身分の高い名門学者の血統であるがゆえに、

未来あるこの3人に正規の教育を受けさせるため、老夫婦は知人のつてによってアトランティスの外れの田舎町へ送り出すことにした。




老夫婦との別れに際し、3人は出生の秘密を教えられ、別れを惜しみながら 田舎町へ行く事となった。



そこでは、大きな神殿ふうの屋敷に迎え入れられ、 奴隷より少しましな待遇を受け、住み込みで働く宮仕(きゅうじ) となった。




兄弟たちは、力を合わせ 良く働いた。



特にトルの自然科学的な観察力は目を見張るものがあり、プラナからエーテル帯から発する 原子転換原理を感じとっていた。



弟のリルは、物作りに関する職人芸では、右にでるものはいないほどの腕前となった。



姉のターシャも、優しく周囲の人々を癒すことのできる素晴らしい女性となり、巫女としての道を歩んでいた。



彼女の巫女としてのセンスは抜群であり、霊能力者というばかりでなく、愛に満ちた優しさと人々を癒す能力を高く評価され、アトランティスの首都 にある神官学校へ学ぶ事となった。



そしてそこでも優秀な成績を収め、祭司(神官)に仕えるエリート巫女として働くことができたのだった。




そんなある日、田舎町に残された兄弟は、とうとう決心した。



このまま奴隷の様に生きて、ただ辛うじて飯を喰っている状態、こんな世の中で甘んじて良いのか! と。



そうしてこの田舎町を出て、アトランティスの首都 を目指したのだった。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~今回分終了

こんな感じで、いまのところ10話まで手元にある。
編集に時間がかかるため、今後少しずつのupとなり、途中省略やお休みもあるかも知れない。
今後なんとか当ブログ奇妙ネタの合間合間に継続して行きたいと思う。

快く原稿をご提供して頂いた、ドラゴンさんに感謝申しあげます。




クリック頂いて有り難う御座います。

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