既報のとおり、8月14日11時59分(日本時間)、
オホーツク海南部地下625kmを震源とする
マグニチュード7.7の地震が発生した。
オホーツク海南部地下625kmを震源とする
マグニチュード7.7の地震が発生した。
http://earthquake.usgs.gov/monitoring/operations/heliplots_gsn.php
http://earthquake.usgs.gov/monitoring/operations/heliplots_gsn.php
太平洋プレートとユーラシアプレートの境界を震源とする深震源地震であったため広範囲で揺れたものの、
津波は発生しなかった。
太平洋プレートは毎年81mmのスピードで北西方向に沈み込んでおり、
オホーツク海地下では650kmの深さまでプレートが存在している。
従って今回の地震はプレートとマグマの境界域で発生したと考えて良いだろう。
この領域において過去40年間で深さ450km以下を震源とする地震は10回発生しているので、
決して珍しい地震とは言えないようだ。
ところが今回の地震と関連するのかどうか、
昨日15日午前10時代(=世界標準時。日本時間午後7時代)に
世界中でほぼ同時に地震波が観測された。
以下は米国地質サーベイモニターの地震計グラフ。
http://earthquake.usgs.gov/monitoring/operations/heliplots_gsn.php
http://earthquake.usgs.gov/monitoring/operations/heliplots_gsn.php
日本時間では昨日の午後7時頃ということになるが、国内を震源とする地震は記録されていない。
今回のオホーツク海南部地震が引き金となって
地球深部のマントルか核が動き出したのだろうか?
太陽の異変と連動して、地球の中心核内にも変動が発生したら、
地磁気減少・逆転だけでは済まないかもしれない。
今後も注意深く諸データを見守りたい。