JAXAの静止軌道衛星(ETS8)による磁場(磁気嵐)観測データが地震の予測になるか検証してみた。
データ開示期間中の磁場グラフ変化と比較的大きな地震とに、
はたして相関があるかどうかを以下に見ていく。
グラフ凡例:
縦軸には上から、B、北向き、地球方向、東向き磁気グラフ(nT)
横軸は年月日を示す。
磁場変動と地震発生との相関の有無を独断で判定した。
地震発生の前にグラフ変動があれば判定有効
グラフ変動がなければ判定無効
データが無いケースは判定不能。
・平成19年3月25日能登半島沖地震M6.9 最大震度6強

22 23 24 25日前日より変動あり
判定:有効
・平成19年7月16日新潟県中越沖地震M6.8 最大震度6強

15 16 17 18日 データ無し 判定:不能
・平成20年6月14日岩手宮城内陸地震M7.2 最大震度6強

12 13 14 15日
変化無し 判定:無効
・平成20年7月24日岩手県沿岸北部地震M6.8 最大震度6弱

20 21 22 23 24日 変動あり判定:有効
・平成21年8月11日駿河湾地震M6.5 最大震度6弱

9 10 11日 変化なし 判定:無効
・平成23年3月9日前駆地震M7.3
・平成23年3月11日東北地方太平洋沖地震M9.0 最大震度7
・平成23年3月12日長野新潟境 地震M6.7 最大震度6強

6 7 8 9 10 11日
前駆地震に関しては変動無く 判定:無効
311に関しては顕著な変動みられ 判定:有効
3月12日に関してはデータ無く 判定:不能
・平成23年4月7日宮城県沖 地震M7.1 最大震度6強
・平成23年4月11日 福島県浜通りM7.0 最大震度6弱

29 30日 変化なく 判定:無効
グラフに変動があったにも関わらず地震発生の無かったケース(偽陰性)もあると考えられるが、全期間のグラフを検証していないので、確率は出せない。
しかし上記例示だけをみれば相関率は50%くらいとなろう。
結論として、このグラフに変動が現れた場合、
必ずしも地震発生すると断言はできないものの、用心に越したことはないと言えそうである。
ETS8データ(外部リンク)
(転載許可申請中)
#今朝は気になる雲が東方に出ていたのだが、グラフには変動見られなかった。
クリック有り難う御座います。
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はたして相関があるかどうかを以下に見ていく。
グラフ凡例:
縦軸には上から、B、北向き、地球方向、東向き磁気グラフ(nT)
横軸は年月日を示す。
磁場変動と地震発生との相関の有無を独断で判定した。
地震発生の前にグラフ変動があれば判定有効
グラフ変動がなければ判定無効
データが無いケースは判定不能。
・平成19年3月25日能登半島沖地震M6.9 最大震度6強

22 23 24 25日前日より変動あり
判定:有効
・平成19年7月16日新潟県中越沖地震M6.8 最大震度6強

15 16 17 18日 データ無し 判定:不能
・平成20年6月14日岩手宮城内陸地震M7.2 最大震度6強

12 13 14 15日
変化無し 判定:無効
・平成20年7月24日岩手県沿岸北部地震M6.8 最大震度6弱

20 21 22 23 24日 変動あり判定:有効
・平成21年8月11日駿河湾地震M6.5 最大震度6弱

9 10 11日 変化なし 判定:無効
・平成23年3月9日前駆地震M7.3
・平成23年3月11日東北地方太平洋沖地震M9.0 最大震度7
・平成23年3月12日長野新潟境 地震M6.7 最大震度6強

6 7 8 9 10 11日
前駆地震に関しては変動無く 判定:無効
311に関しては顕著な変動みられ 判定:有効
3月12日に関してはデータ無く 判定:不能
・平成23年4月7日宮城県沖 地震M7.1 最大震度6強
・平成23年4月11日 福島県浜通りM7.0 最大震度6弱

29 30日 変化なく 判定:無効
グラフに変動があったにも関わらず地震発生の無かったケース(偽陰性)もあると考えられるが、全期間のグラフを検証していないので、確率は出せない。
しかし上記例示だけをみれば相関率は50%くらいとなろう。
結論として、このグラフに変動が現れた場合、
必ずしも地震発生すると断言はできないものの、用心に越したことはないと言えそうである。
ETS8データ(外部リンク)
(転載許可申請中)
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