新潮文庫「百物語」杉浦日向子著 より
昔、おろかな男が居て妻にも馬鹿にされていた。絶望して家出し山中に至って狼の巣穴に入り、食べられるつもりでいたのだが、狼から断られてしまった。狼の眉毛を一筋もらって追い出された男は町へ戻り、その眉毛を目の前にかざして行き交う人々を見てみたら・・・。
往来の人々は動物の化け物ばかりに見え、一人として人間は通っていない。物乞いが一人道ばたに佇んでいるのが、唯一の人間に見えた。迎えに来た妻もニワトリに見えてしまい、こんな世の中では上手く生きられないことに納得した。
ーーーーーーーーーーーというようなお話しが載っている。
元は北陸地方の昔話らしく、検索すると幾つかのバージョンが存在している。
私がこの話しに引かれるのは、自分の夢見体験がなんとなく似ているから。
今週も夢に動物が現れた。
月曜日には”オランウータン”、そして”黒蛇”。
水曜日には突進してくる”イノシシ”から逃れた夢と、二匹の”白い子犬”を連れた”親犬”の夢。
すべて私が会う人物を予知的に表している。
茶色の動物が多く、大抵は嫌な人物・トラブルになりそうな人物の出現を知らせてくれる夢。
その後オランウータンもイノシシも、心当たりのある人物との出会いがあった。
白い二匹の子犬の夢は、昨日知り合いの女児二人と会った事で納得。
まだ同定できていない残りの黒蛇は、知人の誰かの不幸を暗示しているのだが、、、、、まだ知らせは来ない。
私の霊感?が動物形象で人を表す、というメカニズムらしいのだが。客観的にその人々が動物霊に憑依されているのかどうかまでは分からない。霊能者に聞いたら、嫌な印象の動物はまさに動物霊に憑依されている人なのだという。
そのような人は、たとえ表面を取り繕っても、心根は動物のようだと、、、、。もちろん自然に生きる動物そのものがどうのこうのという訳ではない。動物で表象される性格を持つ、霊的に問題のある人間というほどの意味になるのだろうと考えている。
人の心の奥底まで透け透けに見通せる霊能者は、世の中の多くの人間が欲得だけで生きている(極端なケースでは動物霊に憑依されている)のが分かり、かなり人間不信ぎみである。
私の夢見体験も少しずつ進展しており、いつの日か、日常覚醒していても普通に霊を感知するようになるかも知れない。
しかし、その時は自分があの世に近づいたことになるのかと、心配ではある。
昔、おろかな男が居て妻にも馬鹿にされていた。絶望して家出し山中に至って狼の巣穴に入り、食べられるつもりでいたのだが、狼から断られてしまった。狼の眉毛を一筋もらって追い出された男は町へ戻り、その眉毛を目の前にかざして行き交う人々を見てみたら・・・。
往来の人々は動物の化け物ばかりに見え、一人として人間は通っていない。物乞いが一人道ばたに佇んでいるのが、唯一の人間に見えた。迎えに来た妻もニワトリに見えてしまい、こんな世の中では上手く生きられないことに納得した。
ーーーーーーーーーーーというようなお話しが載っている。
元は北陸地方の昔話らしく、検索すると幾つかのバージョンが存在している。
私がこの話しに引かれるのは、自分の夢見体験がなんとなく似ているから。
今週も夢に動物が現れた。
月曜日には”オランウータン”、そして”黒蛇”。
水曜日には突進してくる”イノシシ”から逃れた夢と、二匹の”白い子犬”を連れた”親犬”の夢。
すべて私が会う人物を予知的に表している。
茶色の動物が多く、大抵は嫌な人物・トラブルになりそうな人物の出現を知らせてくれる夢。
その後オランウータンもイノシシも、心当たりのある人物との出会いがあった。
白い二匹の子犬の夢は、昨日知り合いの女児二人と会った事で納得。
まだ同定できていない残りの黒蛇は、知人の誰かの不幸を暗示しているのだが、、、、、まだ知らせは来ない。
私の霊感?が動物形象で人を表す、というメカニズムらしいのだが。客観的にその人々が動物霊に憑依されているのかどうかまでは分からない。霊能者に聞いたら、嫌な印象の動物はまさに動物霊に憑依されている人なのだという。
そのような人は、たとえ表面を取り繕っても、心根は動物のようだと、、、、。もちろん自然に生きる動物そのものがどうのこうのという訳ではない。動物で表象される性格を持つ、霊的に問題のある人間というほどの意味になるのだろうと考えている。
人の心の奥底まで透け透けに見通せる霊能者は、世の中の多くの人間が欲得だけで生きている(極端なケースでは動物霊に憑依されている)のが分かり、かなり人間不信ぎみである。
私の夢見体験も少しずつ進展しており、いつの日か、日常覚醒していても普通に霊を感知するようになるかも知れない。
しかし、その時は自分があの世に近づいたことになるのかと、心配ではある。