「Robes」という本を読んでみた。

ある日、茶色のマントを着た、背の低い存在が現れ、
テレパシーで未来の映像を見せられたという体験談。

 人間による自然破壊と地球自体のサイクル変化により、結局
気候激変が起こってしまい、それが原因で食糧生産減、飢餓
暴動・内乱戦争感染症の蔓延へと波及して全世界的に
社会崩壊が進むというヴィジョン。
人類が創造性発揮の方向へ進むか、
破壊の方向へ進むかの瀬戸際にあるため、どこかの存在が
忠告に来たということらしい。

 予想では、今世紀中に世界人口が激減し、
400年後には3000万~4000万人になっている。
つまり世界は今後、毎日10万人単位で人口減に見舞われるらしい。

今世紀中の各国主要都市の変貌ヴィジョンでは:

サンフランシスコ・・被害少ないが縮小
シカゴ・・・・・・・元の大きさの半分に
デトロイト・・・・・実質消滅
ニューヨーク・・・・一部消滅、残りは浸水により居住不能
マイアミ・・・・・・町は縮小し沿岸部は隆起
ロンドン・・・・・・海進により分断、縮小
パリ・・・・・・・・戦渦に見舞われたかのようで無人
香港・・・・・・・・同様
東京・・・・・・・・存在していない
ロサンジェルス・・・一部は破壊されて縮小。地震と戦争によるか。
メキシコシティー・・部分的に地面に飲まれ、断片化
サンパウロ・・・・・疫病、戦闘、地震により人口激減
リオデジャネイロ・・同様
カルカッタ、インド西部全都市
タイ・カンボジア・ミャンマー各国沿岸部・・疫病・内乱・異常気象
地震・洪水により都市荒廃。
シンガポール・・・・都市は無傷だがゴーストタウン化
カイロ・・・・・・・砂漠化し、廃墟にて少数集団が戦闘。
モスクワ・・・干ばつ・水不足により大部分がキエフ、オデッサ移住

生き残った人々は、各地で1000人単位の独立した村を構成し、
自然の法則を尊重した自給自足社会で生きることになるようだ。
各村間では物々交換が行われている。


 今のままならこうなるだろう、というお話し。