今日はグリーンパレス春日井にて【春の安全運転研修会】を開催しました。
今回は特別講師に、独立行政法人自動車事故対策機構石川講師とNXCO中日本小笠原講師をお招きしまして、二部制の研修会を開催しました。
第一部、石川講師のPPTに最初に登場したスライドに対して、前列のドライバーさんに質問から。
輸送安全方針
1 安全はすべてに優先する。
2 防衛運転を極め、健全な心のゆとりと安全な運行環境を創る。
3 事故撲滅のために安全マネジメントを継続的に運用、改善していく。
とは、何かわかりますか?
に対して「・・・?わかりません・・・?」
そうです、実はラクネットの輸送安全方針なんです。
これが現状。
理念や方針が伝わっていない。伝えていない。
研修会のスタートとして、ある意味良いスタートだ!
そして、最初のテーマが「安全」とは?
全員定義が違う!
そう、安全に対しての価値観やイメージが全員違うということを前提に事故防止を進めていかなくてはいけない。
安全の定義とは「周囲の人や車両に対して全く不安を感じさせない運転」
確かにこれですね!
そして更に、防衛運転の定義とは「相手や周囲の人や車両がミスをしても全く事故には繋がらない運転」
なるほど。
言葉や形にしないとみんなのイメージが違う。
先ずは、「安全」とは何か?「防衛運転」とは何か?を全員で理解したうえで、無事故に取り組んで行こうと思いました。
第二部は、高速道路での事故例を基に、高速道路での安全確保を勉強させていただきました。
しかし、びっくりした事故に、「逆走」がある。
高齢者ばかりでなく、SA・PAでの仮眠後に出発したプロドライバーでのトラックでも起こっているとの現状!
「一般道ならともかく、高速道路でどうやったら逆走できるのか?」と思っていたが、やはり、人のやること。
勘違いや、思い込み、本線上でのスピン後、パニック状態で方向感覚がなくなったり・・・と、実際にあるのが現実。
そして、逆走は、追い越し車線での正面衝突が必然的に多くなる。
逆走された側はたまったもんじゃない!!
しかし、僕自身、色んな「かもしれない」を想定して運転してきたが、逆走車に遭遇するかもしれない・・・とは、思ってはいなかった。
高速道路なら100km対100kmで合計200kmの対速になり、助かることはない。しかも、200kmなら、あっという間・・・
何が起きるかわからない。
運転とはリスクが高すぎる!
そして、最近ではご存じETCゲートでの追突。
これだけ、前車が停止するかも知れないと分かっているのにもかかわらず、20km以上でのゲート突入!!
ETCカード未挿入等のエラーで急停止する事がいて当り前の中、突っ込んで事故を起こすプロ運転手がいるなんて、考えられないが、情けないことです・・・
ましてや、ゲートのバーにたどりつく前に、縁石に乗り上げて数千万円の機械を大破させるどうしようもないドライバーもいる。
速いスピードで突っ込むことがかっこいいと思っている文化レベルの低いドライバーがいることが現実!!
僕はゲート侵入するときは、ずいぶん手前から、後続車両のスピードもコントロールして、侵入している。
プロなら、後続車両も教育するべきだと思う。
まだ、ゲートなら良いが、本線上では、追突されたレベルでは済まない。
単独の故障や事故の後に起こる二次事故が非常に危険だ。
同じように、渋滞最後尾に追突される事故や玉突きも多い。
起きたことより、起きた後どうするのか?が大切では?
渋滞最後尾では、早めのハザードで後続車に知らせるばかりでなく、前車との車間も20m以上空けて、万が一、後続車両が追突してきても、玉突きで潰されないような、車間距離を停止中でもみんなが常識として空ける習慣が身に着けば、最悪の事故はかなり減るのでは?と思う。
ですから、渋滞時の僕の前はかなり空いている。
後続で玉突きが発生しても、もう大丈夫だろう!
と、思うくらい必ず空けるようにしている。
これも、僕の中の防衛運転であり、定義に合う。
飛び石で商品を傷つけてしまうこともあり、やはり、必要以上の車間距離に、適正なスピードコントロール。
片側二車線以上の道路では並行走行しない。お互いに逃げ場を常に作る。
これにより、前後左右の車間距離を維持することが可能なので、事故とは無縁になれるはず。
事故は絶対に起こらない。
事故を起こす準備のある人にしか事故は起こらないはずだ!
結局、事故を起こす人は事故を起こす原因を自分で持ってるし、自分で作っている。
毎日防衛運転を極めていれば、絶対に事故は起きない。100%起きるはずがないし、事故にかかわるはずがない。
よ~し!
2010年は無事故を達成します!
絶対に無事故を達成します!
無事故を達成できるラクネットドライバーさんと、達成します。
今回講師で講義をしてくださったNASVA石川講師、NXCO中日本小笠原講師、いつも物流情報を提供してくださっている物流新聞の戸嶋さんありがとうございます。
本年無事故を達成してくれているドライバー皆さん、ありがとうございます。
感謝です。
ラクネットは「日本一の品質を目指して」頑張ります。