おはようございます、ラクモです。


最近、
仕事が忙しかったり
風邪をひいたり
台風で家に帰れなくなったりと

色々な理由で
前回のブログから
だいぶ時間が開いてしまいました。。。


さて、今回は
子供部屋について書く前に
廊下について書いてみようかと思います。

私の場合、
子供部屋を配置するにあたり、
廊下の存在が重要でしたので。。。



まず、

2階建ての場合、
必然的に階段 と 階段から各部屋に繋がる
スペース(廊下)が出来ると思うのですが、


平屋建てでは
この 廊下を作るか? 作らないか?
設計当初に結構 悩む事柄かと思います。


一条工務店は以前から
他のハウスメーカーよりも
平屋建てを結構 押してくる
ハウスメーカーですが


営業さんが平屋建てを押すときの
売り文句に

『平屋建ては 階段や階段から各部屋に繋がるスペース(廊下)が必要ないので、その分の建坪が少なくなり、結果として一条工務店では2階建てを建てるのと平屋建てでは そんなに価格は変わりませんよ~!』

というのがあります。

確かに、そうなんでしょうね。


実は、私も この売り文句により、
平屋建てを検討し始めた くちです。
 

ただ、一条工務店との契約を済ませ、
いざ、設計段階に入ると悩むようになりました。
 
もともと、私の家の場合、
LDKのコンセプトと配置が大体決まっていたので
後は主寝室や子供部屋をLDKに対して
どのように付けていくか?
 
だったのですが、それを考え始めたときに
 
何となく主寝室や子供部屋の扉を

直接LDKに付けるのは嫌だな!
 
と考えるようになりました。
 

元々は、廊下というスペースを削って
スマートでコンパクトな平屋を目指していたのですが、
 
 
LDKというパブリックなスペースの
共有性を大切にしたい!と考えたときに
 
主寝室や子供部屋という
プライベートなスペースも
 
LDKとはキッチリと区切りを付けることにより
 
一層のプライベート感を大切に出来るようにしたい
 
と考えました。
 
 
そこで作ったのが廊下によるゾーン分けです。
 
 

 
廊下を中心に、水回りや子供部屋を配置することにより
パブリックゾーンとプライベートゾーンを区切りました。
 
 
洗面台の横にある扉を閉めると
外の風景が何も見えなくなるのですが、
 
それはそれで また良くて。
 
扉を閉めると
 
感覚としては正に『 バックヤード 』です。
 

 
LDKの開放感が一気になくなり
 
各部屋の扉を閉めると
 
廊下という閉鎖された空間になります。
 

 
特に日中はLDKはハニカムシェードを開けているので
LDKの開放感とは裏腹に
 
廊下の閉鎖感をよく感じます。
 
 
しかし、それが良かったりします。
 
 
家に帰ってきて
 
ご飯を食べて
 
お風呂に入って
 
ひとつ・ひとつ
 
就寝に向けて
 
自分の中のスイッチを切っていくときに
 
廊下のような閉鎖感が居心地いいのです。
 
 
この頃よく思うのが、
2階建ての実家に いたときには
 
寝るときに
 
LDKを出て、
階段をゆっくり上って
廊下を歩いて
 
自分の部屋に入るまでに
 
自分の中のスイッチを ひとつ切っていました。
 
 
家族の中にいても
 
一人の時間に入るときには
 
スイッチをひとつ切ったりしますよね。
 
 
そういう感覚を平屋で大切にしたいときには
 
 
やはり、廊下という存在が大切なのかな
 
と思います。
 
 
 
廊下は平屋にとって
 
一見 無駄なものに感じますが
 
私は この無駄なものにお金をかけて
良かったと思っています。
 
ある意味、無駄は心の贅沢です。
 
 
 
今週末は初めて我が家に
お宅見学の方が来るそうです。
 
私は仕事で不在なため、
妻がひとりで対応するとのこと。。。
 
頑張れ、妻っ!!!
 
 
最後まで読んで頂いて、ありがとうございました。