やりました、なでしこ。スイスに勝って勝ち点3獲得です。
(すみません、また業務外ですが・・・)
『いやいや勝ったゆうてもPKの1点きりやん。後半はバシバシ抜かれとうし、ヒヤヒヤもんや。』
皆様のお叱りはごもっとも。でも良いんです。
あの王国ブラジルも毎回の様にW杯予選では苦戦します。そこから徐々に持ち上げて行くんですね。この試合の目的は勝ち点3だけでしたから、しっかりやってくれました。
最近NEWSでも言われていますが、今大会なでしこにとってもっとも重要な試合はこの初戦と決勝です。
C組の1位で予選を突破出来れば、決勝まで3強(アメリカ・ドイツ・フランス)と当たりません。しかも移動も楽と良い事づくめ。
この勝利で優勝確率2.5倍です。(本日 私の計算によります。)
ひょっとしてこの3強が調整して2位通過狙いも・・・と考えましたが、そんな事が出来る監督は佐々木ノリックさんだけです。
可能性のあったフランスは初戦でイングランドに勝ってしまいましたし、ドイツに至っては10点も取ってしまいました。
アメリカも難敵オーストラリアをきっちり退けています。
そんな中、もっとも最大の強敵だったスイスを下したことで、一気に1位通過が見えて来ました。
しかしスイス、前評判通り強かった!! ドリブルでの4人抜きなんてそうそう見れるものじゃありません。
もしシュートまで決まって入れば、早くも今大会のベストゴールが生まれるところでした。
でも大丈夫、そうそうやられません。おそらくバッハマン選手は「抜いても抜いても人が出て来る。」そう感じていたと思います。
もしあれでパスも出せれば・・・と考えると怖くなりますが、いづれスイスは強豪になるでしょう。
しかし、佐々木監督相変わらず大胆です。凄い。
この初戦の重要性を一番判っていながら、W杯初先発を3人も起用しました。
普通は無難に経験値の高い選手を起用したくなるものです。
W杯ブラジル大会での前回王者スペインの様に、無難な選考をしたくなるものです。(結果スペインは大敗で予選落ちでした。)
不動だった両サイドバック近賀・鮫島を一気に変え、さらに経験がものをいうGKまで!!
しかもその3人が相応に活躍しました。流石マジシャンノリック!!
ちょっとスピードに弱い面は見えましたが、これから修正するでしょう。
さて今日はこの後カメルーン戦がありますが、大丈夫楽に勝ちます。
前の試合で6得点。確かにアフリカらしく身体能力は高そうですが、なでしことはサッカーリテラシーが違います。
前半の入りさえ気を付ければOKです。後半には戦意を喪失してくるはずです。
しかもノリックさん、またまた大胆な選手選考をするようです。楽しみです。
でも 4.-2-3-1はやらないでしょうね。どうも川澄・鮫島選手がハーフで両ウィングという噂です.。
川澄選手は前の試合先発を外されたので燃えていると思います。得点も含め、大会屈指のサイドアタッカー力を見せてくれるでしょう。
個人的には鮫島選手のトップ下が見たいですが、さてどうなるか。
前回のブログで少し書きましたが、ボラタりティーの高い宇津木選手が入ることで、大胆なポジションチェンジが可能になります。
これからのサッカーでは流動システムが重要になると思いますので、そのあたりも楽しみです。
ではでは、頑張って応援しましょう!!