私がミニマルライフを大事にしている理由の一つに「地震対策」があります。
どんなに防災グッズ・備蓄・地震発生後の行動への意識が高くても、
家の中が危険なモノで溢れていたら、
それらのグッズや知識が役立つ前に
地震が発生した瞬間に
ケガをしたり命を落としたりする恐れがある。
家の中における「根本的な地震対策」を
考えることは大事だと思うんです。
- 倒れて下敷きになる恐れのある背の高い大型家具はなるべく置かない、減らす
- レンジなどの重い電化製品を高い場所に置かない
- 落ちてくる恐れのある吊り下げ式の重い照明はやめる
- 床に散乱する恐れのある大量のモノを棚にしまわない
- 不用品は、備蓄の収納スペースを奪い逃げ道を塞いでしまうので処分する
私が今住んでいる実家はこれらが全くできていないため、大震災でなくとも、中程度の地震でも危険があって恐怖です。
地震発生時の「危険」は
よくよく考えてみると
家主が生み出しているケースが多い。
危険の元を作らなければ、
地震を過剰に恐れなくて済む。
まず危険の元を減らそう
こういう意識は大事だと思っています。
ミニマリズムと一緒にこの辺の話がもっともっと浸透したら良いのになぁと。
なぜか「ミニマリスト・ミニマルな生活は災害に弱い」と思われている事があるけど、逆だと思ってます。
ミニマリスト=備蓄を持たない人々ではないです。
家具をどこまでコンパクトにするかは
インテリアや個人の趣味の話に関係するので
人それぞれではあります。
「地震のために楽しみを犠牲にする」というわけではなく、できる範囲で「この地震大国でも安全に暮らせるよう家の中を工夫する」という考え。
特に大型家具や照明などを後から変えるのは難しいので、始めから頭に入れておきたいポイント。
私の理想は
震度5〜6くらいまでなら
家の中での危険はほぼ無い
という安全な環境を作ること。
ライフラインに被害が出たりとか
自分の力が及ばないものは難しい。
けど「自分が買ったモノ・自分が作った環境によって、自らを危険にさらす」ことは避けたい。
安心・安全を、自分で作る
実家暮らしの今は親の問題なので
話に耳を傾けてもらって変えるのは本当に難しいです。
巨大なタンスや重い家具がいくつも置いてあり、不用品で溢れて、防災グッズも備蓄も充分に保管・管理できない状態。
こんな危険な家が生まれないよう
日本に住む人の意識が変わっていってほしい。
未来の子達は
もっともっと安全に暮らしてほしい。
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