『チリンの鈴』 や 『長くつ下のピッピ』
横浜の片隅から 神保町にある岩波ホールまで
まだ小さかった私を 映画に連れていってくれていたのは祖母でした。
少し大きくなってからは祖母の友人とも一緒に鑑賞して
帰り道に 少し贅沢な食事をしたり、 お土産を買ってもらったり...
可愛がってもらったのも 覚えている。
そういえば、保育園のお迎えも
祖母と、祖母の友人が交代でしてくれたり 笑
祖母の友人たちは 喜んで(?)お迎えしてくれて
そのたび私はお菓子を買ってもらい...
そのたびに 祖母は母に怒られていたようでした 笑
そんなことを思い出したのは
昨日、入学式があり 高校がお休みだった三女と映画を見てきたから。
赤ちゃんの頃から 共働きだったので
保育園と祖母には 沢山 たくさんお世話になりました。
平日は保育園に通い
週末は祖母の家に泊まりに行っていたこともありました。
中学生のころ 学校でいじめられた時に
理屈で諭す 母とは逆に
祖母は「こんないい子はいないのに!!」 と ただ抱きしめてくれ...
私にとっては
何があっても味方でいてくれる![]()
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そんな存在でした。
子どもたちも、私の母より 祖母に沢山抱っこしてもらいました。
(祖母がいたから、母が抱かなかった...というのもあったのだと思います)
亡くなって、もうすぐ3年。
父の写真は飾ってあるのに、祖母の写真は飾っていなかった![]()
母が ずっと一緒に暮らし
私も 出来る限りで実家に通い
祖母の話しを聞いて
病院の送迎をしたり、好物を買って行ったり...。
亡くなってからは
長男が仏壇もお寺も管理するので
すべてが母の手から離れ....
あんなに濃く関わってきたのに
祖母を取られてしまったような気持になって...
3回忌を終えて
そんなわだかまりもなくなったと思っていたのだけれど
写真を飾ってこなかったことすら 気が付かなかった...。
おばあちゃん ごめんね。
映画のおかげで、祖母にもらった 沢山の愛情を思い出して
温かな気持ちになれました。
さっそく 写真を飾ります。


