祖母が亡くなって もうすぐ2年になります。
保育園のお迎えをしてくれたり
まだ 映画館が少なかった頃に
東京まで 小さかった私を連れて行ってくれたり。
初めて明菜ちゃんのコンサートに
連れて行ってくれたのも 祖母だったし
学校で 友達に意地悪されたときに
『こんないい子はいない』って 味方になってくれたのも
やっぱり 祖母だった。
おばあちゃん子だった 私は
『寝たきりになったら オムツをかえてあげるね』
そんな 約束も ずっと前からしていた。
大好きだった祖母が
年老いて 思うように体が動かなくなっていき
会いに行っても 愚痴ばかり・・・
電話をしても 愚痴ばかり・・・
そんな 祖母を見ているのが つらくて
大好きな祖母の話を聞けないのがつらくて
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あぁ…
あの頃 本当につらかったね
祖母にやさしく 出来なかった自分を
何より 許せなかったんだ・・・。
だから かな
歳をとった人と話すのが
嫌でいやで しかたがない時があった。
出来なくなっていくことにばかり 目が行き
年老いていくことへの 恐怖や嫌悪感
それと
祖母を受け入れることの出来なかった自分を
突きつけられるような 気がしていたのかな…
こぼれ落ちていくものにばかり 目が行っている時は
こぼれ落ちていくことが
怖くて 怖くて… しかたがないけれど
なんだろう
祖母にやさしくできなかった 自分や
緩やかに 欠けていく 自分自身のことを
受け入れられるようになったら
こぼれ落ちていくものさえ 愛おしいと思え
嫌悪感が なくなっていった。
完全に なくなったわけではなくって
これから それを何度となく繰り返して
自分の老いを 受け入れていくのだろうね。
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傾聴カウンセラー 榎本 圭子



