昨晩

何気なくつけていたテレビ

 

日本テレビの『世界を変えた20人のアーティスト』

黒柳徹子さんがお元気そうで 

懐かしい歌を聴きながら 夕食を用意していた。

 

夕食を食べ始めて 少ししたころ

美輪明宏さんが出でてきて 

『ヨイトマケ』の名曲がノーカットで流れて

 

その 映像に 見入り聴き入った

炭鉱で働く かーちゃんの唄

 

父ちゃんのためなら エンヤコラ

母ちゃんのためなら エンヤコラ

もひとつおまけに エンヤコラ♪

 

美輪明宏のパフォーマンス

心に響く歌に

 

いつしか 涙がこぼれました。

 

そして そのあとの

チャップリンの独裁者演説にも

釘付けに。。

 

チャップリンの言葉が

今の この不穏な世界に叫び

伝えてくれているようで

 

言葉を失いました。

 

 

チャップリンの演説で語った

伝えたかったこと。。

 

申し訳ないが。。

私は皇帝になどなりたくない。

 

私には関わりのないことだ

支配も征服もしたくない

できることなら 皆を助けたい

 

ユダヤ人も ユダヤ人以外も

黒人も 白人も 

私たちは皆 助け合いたいのだ。

 

人間とはそういうものなんだ 

お互いの幸福と寄り添いたいのだ。。

 

お互いの不幸ではなく

憎み合ったり 見下し合ったりしたくないのだ。

 

世界で全人類が暮らせ 大地は豊かで 

皆に恵みを与えてくれる 人生は自由で美しい。

 

しかし 私たちは生き方を見失ってしまった。

 

欲が人の魂を毒し。。。

憎しみと共に世界を閉鎖し。。

不幸 惨劇へと私たちを行進させた

 

私たちはスピードを開発し

自分たち自身を孤立させた。

 

ゆとりを与えてくれる機械により

貧困を作り上げてしまった。

 

知識は私たちを皮肉にし 

知恵は私たちを冷たく 無情にした。

私たちは考え過ぎ。。。感じなさ過ぎる。

 

機械よりも 人類愛が必要なのだ。

 

賢さよりも 優しさ 思いやりが必要なのだ。

 

そういう感性なしでは 

世の中は暴力で満ち 全てが失われてしまう。

 

と演説はつづきます。。

 

どうしたら 

この 不穏な世の中を 

みんなが 安心して暮らせるのだろう

 

みんなが 笑顔で暮らせる 世界になったらいいな。

 

と心から思った

 

平和な世の中でありますように!