絵本選びの助けになる本
こんにちは、ペンです。
もうすぐクリスマスですね![]()
我が家のタク(3歳4ヶ月)も、少し「クリスマス」ということが分かってきましたが、
プレゼントがもらえて、ケーキが食べられるということで、
誕生日とごちゃまぜになっているようで、
「クリスマス誕生日、まだかなぁ?」と言っています![]()
プレゼントは、おじいちゃんおばあちゃんからおもちゃを頂けるので、
主人と私からは、毎年絵本を贈ることにしています。
タクは本が好きなようで、図書館に行くといつも1~2時間は帰れないのですが、
「読んで」と持ってくる本は、車の図鑑ばかり![]()
この前行ったとき、たまには物語のある絵本を読んであげようと、
絵本のコーナーに選びに行ったのですが、
多すぎてどれがいいか分からず・・・
自分が子どもの頃好きだった絵本を読んではみたものの、
自分で「好きだった」と覚えているくらいの歳に読んでいたものなので、
今のタクにはちょっと難しくて、あまり興味を持っていないようでした![]()
やっぱり、長年読み継がれているような名作でも、
出会う年齢って大切なんですね![]()
でも、あの大量の絵本の中から、
タクの年齢にあった本を探すのも大変だなぁと思っていたら、
お母さん向けの本のコーナーに、いい本を見つけました![]()
『絵本で子育て』(秋田喜代美、増田時枝 著/岩崎書店)
副題に「子どもの育ちを見つめる心理学」とあるように、
子どもの発達心理学の第一人者が、
0歳から6歳までの成長過程に合わせて選んだ絵本が150冊紹介されている本です。
年齢ごとに、お母さん方から寄せられた悩みに答えつつ、
そんな時にオススメの本が紹介されています。
結構ボリュームのある本ですが、
年齢ごとに、分かりやすく目次が書かれているので、
とりあえず、自分の子に合ったところだけ読むことができるのも嬉しいです![]()
この本の、3歳のコーナーの中に、
「どうして?なぜ?と質問攻め。いい加減、イヤになります。」
という悩みがありました。
いま、タクも「何でできてるの?」「どうやって作るの?」が大ブーム![]()
食事中にも、
「にんじんはどうやって作るの?」
「コロッケは何でできてるの?」
「お豆腐は?」「スプーンは?」・・・と、
その日に使われている食材や、目に入ったものを何でも質問してきます![]()
なるべくタクの気が済むまで答えるようにしていますが、
心の中では「もういい加減にして
」と、いつも叫んでいます。。。
この本では、子どもの疑問にどんなふうに答えてあげたらいいのかを解説しつつ、
『かぜはどこへいくの』(偕成社)という絵本が紹介されていました。
きっと、タクも心惹かれるんじゃないかな、と思うので、
次に図書館に行ったときに、ぜひ探してみようと思います![]()
それからもう2冊、絵本選びに参考になる本を借りてきました。
『かーかん、はあい 子どもと本と私』 (俵万智 著/朝日新聞出版)
歌人の俵万智さんが、朝日新聞に連載していたエッセイをまとめた本です。
その月にお子さんと読んだ本のことを、お子さんとのやりとりを交えながら紹介し、
時には、その頃のことを詠んだ短歌が添えられています。
1冊目にはお子さんが2~4歳の頃、
2冊目には4歳~小学生になる前までのエッセイが収められていて、
お子さんが男の子ということもあって、共感できるエピソードがいっぱいでした。
その年齢では、ちょっと難しいかなという絵本でも、
読み方によっては、子どもがとても喜ぶこともあるし、
同じ絵本でも、2歳のとき、3歳のとき、4歳のとき・・・と、
いろんな楽しみ方ができるんだなぁと思うエピソードもありました。
こちらも、これから読んであげたい絵本がいっぱい見つかりましたよ~![]()
最後に・・・
今回のクリスマスプレゼントに選んだ絵本を紹介しますね![]()
『ダットさん』 『ダットさん うみをはしる』 (こもりまこと 著/教育画劇)
車の好きなタクが、図鑑だけではなく物語にも興味を持てるといいなぁと思って選びました。
昔の名車たちが精巧に描かれているのですが、
空を飛んだり、海に潜ったりと、冒険ファンタジーの要素もいっぱい![]()
買う前に、本屋さんで少しタクに読んであげたのですが、
「バルンバルンバルル~ン」や「バリバリバリバリ」など、
登場する車に合わせた特徴のあるエンジン音の描写が気に入った様子でした![]()
物語としては、今まで読んだことがある本よりもちょっと長めですが、
これから長く楽しめる、お気に入りの本になるといいなぁと思っています![]()
by ペン
らくいくママ

