家族のための防災BOOK
こんにちは、ペンです。
東日本大震災から1年がたちましたね。
昨年の今ごろは、毎日テレビにかじりつき、
被災地の様子に心を痛め、福島第一原発の状況に怯えていました。
今も、その気持ちはあるけれど、たった1年しかたっていないのに、
ずいぶん「危機感」が薄れてしまったなぁと反省しています・・・
例えば、震災を機に見直した「非常持ち出し袋」も、
「半年に1度は中身をチェックして入れ替えよう」と思っていたのに、
結局、見直さないまま1年がたってしまいました![]()
(アレルギーっ子の非常持ち出し袋について書いた、当時のブログです↓)
http://ameblo.jp/rakuikumama/day-20110408.html3.11が近づくにつれて、
「これではいけないなぁ」という思いが強くなっていたころ、
図書館でこんな本を見つけました![]()
『274人のアンケートから考えた
大震災・放射能汚染 3.11以後の備える・守る
家族のための防災BOOK』
(武田邦彦・細川顕司 共著/じゃこめてい出版)
東日本大震災で被災した274人の方に取材し、
その答えや研究をもとに、大震災や放射能汚染から、
自分や家族の身をどう守ればいいか、書かれています![]()
今までも、このような地震についての本を読んだことがありましたが、
阪神・淡路大震災のことをもとに書かれたものがほとんどでした。
岐阜に住む私たちにとっては、
内陸の直下型だった阪神・淡路大震災のほうが、
自分たちの地域に合っていると思うので、
もちろん、これまでに読んだ本も参考にしています。
ただ、岐阜は直下型だけでなく、
東海・東南海・南海の3連動地震でも被害がでると予想されているし、
例えば、海水浴に行っているときに地震が起こったらどうしたらいいのか、
福井県の原発で事故があったらどうしたらいいのか、
ということを考えると、この「家族のための防災BOOK」もとても参考になりました![]()
まず、「地震防災編」では、
その時どこにいるか、で変わってくる身の守り方を、
キッチン、お風呂、スーパー、駅、車、電車など、
いろんなシチュエーションで紹介されています。
以前参加した「ママのための防災講座」のときも、
http://ameblo.jp/rakuikumama/day-20111028.html
「いま、地震が起きたら」というシュミレーションをしておくといいと聞いて、
家やスーパー、公園などで考えていましたが、
この本を読んだことで、「どう身を守ったらいいか」ということが、
より想像しやすくなりました。
そのほかにも、備えたほうがいい物やその備え方、
家具などの固定の仕方や、家族との連絡の取り方など、
具体的に書かれています。
そして、今までの防災の本には無かったのが「放射能防護編」
放射性物質の基本から、分かりやすく書かれています。
今までは、やみくもに「怖い」と思っていましたが、
何が「危険」で、何が「大丈夫」なのか、
何にどう気をつけたらいいのか、ということが書かれているので、
改めて「自分はどうしたらいいのか」ということが分かりました![]()
情報量が多いので、ブログでは詳しいことまで紹介できないのが残念ですが、
この本を読んで、たくさんの「身を守る術」を知ることができました。
私は、もともと動きも鈍いし、すぐに動揺するほうなので、
「いざ」というときに、どこまでとっさに動けるかが不安ですが、
こうして知識を増やしたり、普段から考えたり備えたりすることで、
少しでも早く、冷静に行動できるといいなぁと思っています。
ぜひ、みなさんも一度読んでみてくださいね![]()
by ペン
らくいくママ
