育児書「あふれるまで愛をそそぐ」 | らくいくママのブログ

育児書「あふれるまで愛をそそぐ」

こんにちは!はるです。
今日は育児書の話題です。

手はかけているつもりなのに、
どれだけやっても寂しがりやなわが子。

本のタイトルに心惹かれて、
どんなことが書かれているのかなあと購入してみました。

$らくいくママのブログ-書籍「あふれるまで愛をそそぐ」

「あふれるまで愛をそそぐ 6歳までの子育て
       子どもの心にひびく愛 ひびかない愛」

本吉圓子(もとよし そのこ)著
株式会社カンゼン


よく、3歳までは愛情をかけることが一番大事ハートといわれていますよね。
それはよく聞く話ですが、
この本には、どんなことが「子どもに伝わる愛」なのか、
また、ちゃんと愛が伝わると子どもが変わるということが書かれていました。

それは、子どもが本当に求めている「小さな望み」に
応えてあげることが大切で、
「抱っこ」「ママ見て!」「お外にいきたい」「絵本よんで」などに応じてあげることで、
子どもの心が満たされて、その子本来の良さを発揮できるということでしたビックリマーク


そして、私も陥りがちなのですが、、、
親が「いっぱい抱いてあげたじゃない!!かわいがってあげたじゃない!!」と思っていても、
それが親の都合でやっているだけであって、(あせる
子どもが本当に求めたことではない場合には
子どもの心にひびかないとのこと。


小さい子が「お外へいきたい」というとき、
外に連れて行くと、隣の駐車場でありんこをつぶして、
5分もしたら、「おうちに帰る」といって帰ってくる。
これが小さい子のお散歩だったりします。

「お散歩行きたい」といわないのに、
帽子をかぶったり、あれやこれや支度して連れて行ってやって、
「いつもお散歩させてあげているじゃない!」と思っていても
これは親のエゴになってしまうとこのと。

また、電車を見に行きたいというので、
仕方なく連れて行き、
「ほら電車なんてもういっちゃった、もういないじゃない」といって帰ってくる。
連れて行ってはあげたものの、これでは子どもは満たされません。・・・電車

親が時刻表を調べて、電車は何時に来るから、この時間に行こう!と、
親がちょっと努力をして、子どもの望みに焦点をあわせてあげる

このように子どもは、親が自分のために一生懸命してくれたことに
心を動かされる
ということでした。


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うちの子もよくお散歩したいというのですが、
私に余裕があるときはいいのですが、忙しいときに言われると、
まず、「え、今行くの?この忙しい時間帯に・・・ドキドキ

いやだなあ、でも連れて行かないかんのか、、仕方ない、嫌だけど」と思いながら、
「で、どこに行くの?」と子どもに冷たく言い放って
いやいや連れて行くことがあります。

そんな時にはせっかくお散歩に行っても
子どもの「ママ見て!」にも「あ、そうだね・・・」と冷たくあしらってしまいます。

これでは子どもは満たされませんよね。
・・・・ほんとうに耳の痛い話です涙


           線(花) 線(花) 線(花)


そして、本の中で面白かったのが、
「ままごと遊びを軽く見ないで!」という内容。

よく、子どもとお母さんがおままごと遊びをしていて、
子どもがいろんなものをお皿に乗せてきて
おかあさんに「はい」と持ってきますが、
どの親も、食べる振りをして、
「はい、ありがとう。ごちそうさま」でおしまいです。

著者は、ここでいろいろ注文をつけるそうです。
ひとつのお皿にお肉とケーキを乗せないでほしいとか
野菜が食べたいとか。
すると子どもはちゃんと考えて、持ってきてくれるそうなのですきらきら
そして、欲しいものを持ってきてくれてうれしいことを伝えるそうです。



私も児童館で遊んでいたとき、うちのこが、お皿にあれやこれやと盛って
私の前に持ってきたので、試しにやってみました。

「ごはん食べたいけど、フォークやスプーンがないよ!
フォークやスプーンがほしいなあご飯」と私が言うと、

うちの子はスプーンを探してきて持ってきてくれました。
「よかった!これでごはんが食べられる!ありがとう」と私。

そのほかにも、「ご飯中だからケーキやジュースじゃなくて
ハンバーグやお野菜ハンバーグやお茶がほしいな」などなど言ってみました。

ちゃんと野菜や肉を持ってきてくれます。にんじん玉ねぎトマト
急須とコップも持ってきて注いでくれました。茶

そんなことをしていたら、まわりにいた知らない子達が、
私の前のテーブルにいろいろ食べ物を持ってき始めました。

私は自分の子どもに向かって言っているんですが、
周りの子達も聞いているんですね!!

2,3人の子がみんなスプーンやフォークを持ってきてくれます笑
中にはまだ1歳半くらいの小さな女の子がいたのですが、
よちよち歩きながら、3つもスプーンを持ってきてくれました。スプーンスプーンスプーン

最終的には、3,4人の子達が参加して、
私の前のテーブルはもう乗りきらないくらいいっぱいになりました。sao☆野菜オムライス

子どもは、ちゃんとこちらの言うことを聞いているし、
きちんと遊んであげると、子どももきちんと考えてくれるんですね!


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この本には、ほかにも「困った子」が変わっていった実例や、
園長先生だった著者の園での出来事など挙げられています。
おもらしや指しゃぶりも、愛情不足の訴えだと書かれていました。

全体を通して、子どもの心を大事にしてあげることで
子どもの情緒が安定してその子本来の良さが発揮されるということでした。


子どもが満足するまで、何時間も抱いていてあげる、など
一見簡単そうで、なかなか私にはできないかもしれないことも書かれていましたが、
わが子も来年は保育園帽子
きっと不安や問題を抱えて帰ってくると思うので、
子どもの気持ちを汲んだ愛情と、親のエゴを取り違えないように、
子どもに向き合っていけたらと思います。

子どもに対してがんばって手をかけているのに、
何か違うかも?というときに、ヒントになるかもしれません。
もしよければ参考にしてみてくださいね~sao☆キラキラ


by.はる
らくいくママ http://rakuikumama.net/