子どもの心がくじけてしまったとき・・・
こんにちは。はるです。
まだ完全ではないものの、トイレに慣れてきたと思っていたころ・・・
主人が電力休暇で1週間休みになり、
「子どもと二人で、実家に帰ってみる」と言い出しました。
主人の実家は遠く、新幹線で2時間+車で1時間、車だけなら5,6時間かかります。
子どもが2歳を過ぎたころから、Kは私ではなく主人と二人でも寝れるようになり、
主人は嬉しかったらしく、父子で外泊してみたいと思ったようです。
少し心配ではありましたが、Kもパパが大好きで、休みの日はパパにくっついて歩いているほどなので、
2歳11ヶ月ではじめてママと別れて2泊3日の小旅行をしてもらうことになりました。
新幹線
に乗ってルンルンで、出かけていきましたが・・・
年に2・3回しか会わないおじいちゃん、おばあちゃんの家で、
なんとKは借りてきた猫
のようにおとなしくしていたそうです![]()
いつもの
「ごはん いらない!お菓子食べる~
」
「おふろ いや!
」
などのイヤイヤも言わずに、
大変良い子でひとりでおとなしく遊んでいたそうです。
そして、トイレ
おじいちゃんおばあちゃんちのトイレは、
座ると音がして(消臭機能?と水の音)、さらに自動で水が流れるので、
それが怖くて、便座に座ることが出来ず、便秘状態になってしまったそうです。
また、新幹線
の真空式のトイレはシュポンと音がするので、
こわくて飛び出して逃げたとか
それでもなんとか2泊3日
して、帰ってきました。
大変だったけど、いい経験が出来たんじゃないかな、なんて言っていたのですが・・・・
帰宅後から、、、Kは一切トイレに行きません。
1日に何度もおもらし。
「トイレに行こうよ」というと
「このトイレ、勝手に流れる」と訴えて近づきません。
我が家のトイレは自動洗浄ではないのを知ってるはずなのに。
どうやら、お風呂の洗い場だったらできるようなので、
「トイレがj怖いんだね、じゃあお風呂でしよう」ということにしたのですが、
2,3回はお風呂でして、あとは床でおもらしです。
せっかくあんなにがんばって、トイレに行けるようになったのに・・・
できたことができなくなってしまったなんて、とてもショックです
。
なので、おもらしするからと、オムツに戻すのも、悔しいです。
そして、トイレが怖くなってしまったのに加えて、
緊張状態が2日つづいたせいでしょうか、精神的にも不安定になってしまいました。
遊んでいたかと思うと、突然、ぐずぐずして
「ねむたい。2階でねんねする
」といいだして、
夕飯の支度をしていた私をひっぱり、お布団へ。
ぐずぐずとしているので、おなかをとんとんしますが、ちっとも寝ません。
結局、寝れずに、リビングに戻ります・・・・
これを1日2,3回・・・・
また、いつもは楽しく遊んでくる託児所も、ぐずぐず、いやいや。保育士さんに迷惑をかけているようです。
夕方のお散歩も、少し歩くと「疲れた」といって抱っこを要求して来たり、
最初からベビーカーに乗りたがったりします。
以前まで出来ていたことができない、
理由もないのにぐずぐずの状態なので、
・・・・私もいらいら
私がいらいらすると、さらに子どもも、ぐずぐず・・・
ある日の夕食のとき、
Kが、一皿平らげて
「ママ、偉かったねって言って」と小さな声でいいました。
あるDVDで、ご飯を全部食べた子が、「偉かったね!」といわれるシーンがあるので、それのことだな、と思い、
「全部食べて偉かったね!
・・・・・・・・・・
でも、パパと二人でおじいちゃん家にいってきて、もっと偉かったね!」
というと、「にこぉっ
」と満面の笑みを浮かべました。
ああ、これを言ってほしかったんだなと、
私は始めて気がつきました
それから、
「ねえねえ、ママ見て」と言って来たら、ちゃんと付き合ってみてあげる
日常生活の中で、小さな「いいところ」を見つけ出して褒める
ちょっかいをかけて、くすぐったり、つついたり、歌をうたったり、とりあえず、かまってあげる
ということを積極的にしてみました。
すると、だんだんと、ぐずぐず状態が改善してきたような気がします。
まだまだトイレには行けませんが・・・
私もいらいらと怒ってしまいがちでしたが、
子どもだって人間で、いろんなことがあると思います。
私が子どもをわかってあげることで、くじけた心が立ち直っていくように
ゆっくり励ましてあげなければいけないなあと思いました。
by.はる