幼稚園見学(シュタイナー教育幼稚園) | らくいくママのブログ

幼稚園見学(シュタイナー教育幼稚園)

こんにちは!はるです。

うちの子はもうすぐ3歳。
来年4月から保育園か幼稚園に入れようと思っています。

あまりこだわりの無い私は、自宅から歩いて通園できる最寄の保育園に入れようと思っていました。
近所の子も、私の友人の子も通っていて、なにかと安心だし、
2人目を出産したいという気持ちがあるので、近いに越したことは無いと考えていたんです。

しかし、知り合いのママさんから、
「うちの子はシュタイナー教育の幼稚園だったんだけど、シュタイナー教育っていいよ」
などと聞いて、ちょっと興味を持ちました。
シュタイナー教育ってよく知らないので、実際に見てみたいなあと思いました。

来年、もううちの子どもが幼稚園に入ってしまったら、
冷やかしに見に行くこともできないので、軽い気持ちで、見学に行ってみました。

行ったのは、自宅から車で20分くらいのところにある岐阜市外の幼稚園です。
電話で予約して、幼稚園体験会に行ってきました。


★天然素材
園舎やおもちゃなど、みな天然素材でできていました。
パンフレットによると、給食も有機野菜や雑穀を使った和食中心のメニューで
アレルギー除去食にも対応しているそうです。


★教室とおもちゃ

教室の中には、机とロッカーの他に、
木枠にピンクの布をかぶせて、屋根にしたお家、
布製の人形と、淡い色合いのいろいろな色の布と、ひも?
のようなものがありました。
また、布でできた野菜と、木製の食器などが少しありました。

あと、台と、そこに板が立てかけてありました・・?
よくわからないですが遊具?のようです。

自由に遊んでいいということだったので、
うちの子は、板を滑り台にして滑ったり、野菜をお友達と取り合ったりしていました。

おそらく、「これはこう遊ぶもの」と決まっているわけではなく、
子どもが自由に想像力を働かせて、遊ぶのかなあ・・・・はてなマーク

大人が見ると、これはなんだろう?と思うようなおもちゃ?でした。

子どもがぼっーとしていると、
大人は「(今は自由遊びの時間なんだから)これで遊んだら?」とか言ってしまいますが、
そう言えないのが、いいのかもしれません。


★教育方針

他の子が鉄琴を鳴らしていました。
子供用のようですが、かなり本格的なもので、とてもきれいな音が響き渡りました。
うちの子は、目が真剣、興味津々!目
お友達から奪わんばかりに手を出しかけています。

「貸して」「いや」のやり取りをしていたら
先生がもうひとつ出してきてくれました。

うちの子がバチでたたいたら、

「こちんっ・・」

きれいな音が出ません。

私は取り上げて、「こう叩くんだよ!」と教えたくなりましたが、
先生は何も言わずに見ています。

「取り上げてやり方を教えたらいけないんでしょうか」と聞いてみたら、
「ここでは教えるのではなく、こどもが見て学べるようにしています。
見本は見せますが、教えません。」

子どもたちは縦割りクラスの中で
お兄ちゃんおねえちゃんのやることをみて学んでいくとのことでした。


★ブロッククレヨン

自由にお絵かきができるようにクレヨンと紙が置かれていました。

このクレヨンは、マッチ箱のような形をしていました。
先生の説明によると、小さな子どもでも、握りやすく折れないので
ブロッククレヨンを使っているそうです。
また、線だけではなく「面」で色が塗れ、重ねて塗るときれいな色が出るそうです。


★(読み)きかせ

自由遊びの時間が終わり、お話の時間になりました。

絵本ではなく、立体的なお山と草原がでてきて、羊やヤギなど動物のミニチュア人形がでてきました。
先生は、人形を動かして歩かせて、お話をしています。
シュタイナー教育では6歳まで文字を覚えさせてないという方針だからでしょうか?

子どもたちは、自分もやりたいと、近寄って嬉しそうに人形を動かしていました。

お話の話し方がちょっと特徴的で、
感情的でない淡々とした話し方でした。


ちなみにうちの子は、トイレの手洗い場で遊んでいて
お話を聞いていませんでした・・


★おやつ

お茶と麦焦がし(きなこをまぶしたお菓子)が出ました。
プラスチックではなく陶器の食器を使っていました。
落としたら割れることや、大切にすることを学ぶために、陶器を使っているそうです。

スナック菓子が好きなわが子は、きなこのお菓子を食べませんでした・・・汗

★さよならの挨拶

おやつが終わると、みんなで手をつないで、先生と歌を歌って
さようならの挨拶をしました。

お話の読み方と同様、歌が、明るくなく感情的でない歌でした。
明るい歌に慣れている私には不思議な感じがします。

子どもが一人ずつ名札を返しに行くと、
先生が抱きしめてくれて、お土産にラベンダーの花ブーケ2をくれました。

★テレビについて

終了後、園庭に作られた川の水を触って遊んでいると、
先生がパンフレットを持ってきてくれました。

そこで、シュタイナー教育の中で、私が一番難関に感じていること笑を聞いてみました。

Q:テレビは禁止なんですか?

A:禁止ではないですが、できれば見ないようにしていくことを勧めています。
  テレビは受動的になってしまうのが理由です。

  みなさん夕飯の支度のときなどにテレビを見せておくと思うのですが、
  テレビを見せるのではなく、お手伝いをしてもらう、たとえば、一緒にご飯をつくってみる
  ・・・レタスをちぎってもらう などを勧めています。

とのことでした。

ちなみにわが子は、ここ1ヶ月ほど毎週DVDレンタルもしちゃってすっかりテレビっ子です・・あせる


6歳までは文字を学ばずに、
色や形や音、触覚、などの感覚を使って遊ぶ、
作られたおもちゃではなく、木切れや布が、想像力でいろんなものになる・・・
すてきだなぁと思いました。

その反面、お人形や教材の雰囲気が、もっと日本的であってもいいなあと思いました。

シュタイナー幼稚園もいいなあと思いましたが、
近所の保育園も捨てがたい・・

どちらがわが子には合うのか?

本気で考えるならもっと早い時期に見学に行き、子どもを園庭開放に連れて行き、
どちらが合うのか見極める必要があったなあと思いました・・・。
7月を目前にして、もう遅すぎる~~


幼稚園選びは早めに動いたほうがいいですね!!

らくいくママでも近日中に岐阜市内子育て関連スポット幼稚園・保育園 を公開予定です。
バスがあるところ、英語教育があるところ・・・・など特徴を指定して検索できるようになっています。

ぜひ幼稚園・保育園選びにご活用ください!


by.はる

らくいくママ
http://rakuikumama.net/