君代ちゃんと公園の森で出会って
餌やりさんに出会って
君代ちゃんを保護して
君代ちゃんのパパをTNRして
また餌やりさんとチャレンジして
家族でこの森の子たちのことで
一喜一憂して
そして、また昨日
君代ちゃんのママが産んだ子猫を
1匹保護しました。
(生後二か月半くらいの男の子。兄弟のもう一匹はまだお外です)
この子も人も民家も知らない森の猫。
一晩たっても餌も食べずずっと
恐怖に怯えています。
私は決して良い事をしているんじゃない。
本当に心からそう思います。
何で幸せに家族と暮らしている子を
仕掛けて、捕まえて
また里親に出そうとするのか
私は私の目の前に起きていてそうするしかない
良い事とも悪い事とも言えない
私のすることを今しているだけ。
正直、苦しいし、悲しいし、辛い。
だけど、
命への愛おしさが
私を泣いたり笑ったりさせている
愛におもりされているのです。
餌やりの時間は、
カラスと人がいなくなった
日没から夜にかけて
誰もいない真っ暗な公園に
私と猫と、虫たちと、
向こうにいる狸の影が数匹。
公園の森の中で
同じように、
確かに生きている私達。
私がその時に感じた言葉を書きました。
~~~~~~~~
今、起きていることが自分が設定した
印
その印を通って私はどこへ行こうとしているのか
皆が向かっている場所だ
けれど自分の森に一人いるだけ
自分の森
私が人生と思っているこの場所は
自分の森の中だったということ
果てしない自分の中で
自分は自分を探している
必死に
迷い込んだ、外れた、間違いだと
思っていたけれど
自分の森の中
自分の森の中で
安らいでいるだけで
とりのさえずりを聴き
せせらぎの水でのどを潤すことができる
おいしい果実が生っている
可愛い花が揺れている
優しい雨が降って来た
私は傘を差して
小さなベンチに座った
一人の森
自分の森
心が落ち着きに根ざして
肩の力が抜けている
神様と対話しているように
私は何にも包まれていた
~~~~~~~~~
自分の森を懸命に生きていると、
ふと、
やわらかい光が心にさす時がある。
そんな瞬間を忘れずに
今の自分の森を生きたいと思ったのです。




