できてる、できていない
正しい、間違っている
その2つの相対する考えが
いつでも私を苦しめる。
この世界は
相対する世界だと言う
いいえ
私は
忘れている
何処から来たの?
相対する場所に
降り立つ前の
この私のことを
私はそのことを忘れたために
苦しんでいるだけだったのです
降り立つ前の世界
生前の世界ではない
今
ここも
その世界の中
人と言う字に
3つの地点がある
私は一体どこに繋がってるの
それは3つに分かれているのではないの
それは一つから
繋がっている
一つ
無限で
無
限りが無くて何もない
全体のそれ
私がいつでも
それだったのに
私は
相対する何かと
いつも戦ってきた
何かは全体の中の一つ
その何かを「何か」と
感知しようとしているのは
この私
それは何でもないよ
限りない「それ」が言う
絵の具の色を全部混ぜてごらん
黒になる
それは「無」を表している
全てを混ぜると
暗闇になる
全てある暗闇だ
その暗闇を
あなたは
宇宙と呼んでいる
神と呼んでいる
愛と呼んでいる
そして
今、ここ、この瞬間と呼んでいる
