ありがとう
あなたは私を導いてくれる
ほんとうにありがとう
そして、選択する自由を
あたえてくれてありがとう
自由を与えてもらって
私は自分の
通りたいポイントに
ジグザグに進んでいった
その波の
激しさに
もう何度も死にたくなった
それでもあなたは私を見捨てないで
だまって
ただ愛の眼差しで私を見守った
私はあなたにどれだけ愛されているか
この小さな私に
あなたのすべてを託してくれた
あなたの大切な創造の一部に
足を突っ込んでは
蹴散らして
入り口のドアを
物凄い勢いで
閉めてしまった
ごめんなさい
あのときは
ごめんなさい
あのときも
私も傷ついて
それ何回も繰り返して
でも
今こんなに心が安らいでいる
あの時の私にも
今、
「ありがとう
大丈夫だから」
と
伝えに行ったよ
ごめんねって
あの人や
あの人に
今の私が
伝えに行ったよ
過去の思い出
過去の自分が持っていた
どうしようもない気持ち
思い込み
無価値観
怖れ
後悔
怒り
傲慢
苦しみ
もう
切り離そう
もうそれ
要らないの
私
それもって
前に進むのやめた
過去を一杯乗せた貨物列車
引っ張るディーゼル機関車が私
今まで重かった
頑張って頑張って頑張って
力を全部使っても
なかなか前に進めないほどの荷物をもって
険しい道を行かなきゃいけない
やらなきゃいけない
そんな過去の私の延長で
今を生きるんじゃない。
今
前を向いて宣言するわ!
するとあなたの声が聞こえた。
いいえ
前を向いて宣言するんじゃないんだよ!
後ろに向かって宣言するの!
「今まで一緒にいてくれてありがとう」ってね。
長い長い貨物列車
今
貨物コンテナの
連結を外す
慣れ親しんだ
古い友達
今まで
ありがとう。
私は
貨物を切り離した
物凄く
物凄く
軽くなったの。
あ~こんなに
軽やかになったの
初めてだ
進もう
宣言のもとへ
すると
今度は
過去の貨物たちが
私を追いかけてきた
え?
まだ私についてくるつもり?
私の過去の貨物たちは
今度は
私を
後ろから押し始めたの
重くお荷物だった過去たちが
今度は
私を
押してくれる
過去の私が体験した
感じたすべてが
今の私を作ってくれた
お荷物じゃなかった
あの間違えた私がいなかったら
今の私は
いないんだから
もう
何でもいいや
全部の私で
進んじゃえ
不思議な
力が
みなぎって
向こうの私が
手招いている気がする
あなたの声がまた聞こえるわ
きれいごとじゃないよ
これ
本当にリアルなことなんだ
今
起こってる現実なんだ
現実は
自分がつくってるんだよ
現実は
あなたが作ってるんだ
本当かどうかなんて
確かめてる暇ないよ
今は
今しかないんだから
今を行きなさい
今を生きなさい
私と一緒に
全てと一緒に
貨物列車のインスピレーションを共有してくれたあの人にありがとう 心根カフェ






