人間がこの地球上に何度も生まれ変わってくる目的は

そのいく生涯の経験を通じて霊の持つ無限の性質を物理的条件のもとでできるだけ豊かに表現し

かつ、物質に対する霊の支配力をより完全に現すための方法を学ぶためである

 

人間が自己の神性を忘れて天与の自由意思を誤用していることこそ

いっさいの苦悩の原因なのである

 

世の中の害悪はわれわれが単にそれを社会的問題として考えている間は

抽象的な感覚で片づけられてしまう

しかしもっと現実的に取り組むためには各個人が自分自身の問題として考える必要がある

 

理想郷は社会の美徳として花開く前にまず個人の胸の中につくられなければならない

 

すなわち内的改革が自然に外的改革をもたらすのである

 

自分自身を改革することが周囲の何千人という人々を改革することになるのである