忙しそうに働く自分を

もう一人の自分が見ていて

そんなに急がなくてもいいよとか

ほらもうそこは手を付けなくていいから

などとよく言われるんだけど

ほとんど無視してる。

 

テンポアップすると

更に盛り上がっていくライブみたいに

どんどん動きが多くなっていく

 

無駄なテンションで

私はもっと

自分をニコニコさせ

ガヤガヤさせる

その積み重ねの頂点が金曜日の夕方なのです。

 

 

金曜日の夕方は

一番疲れていて

一番元気。

 

でも一番疲れているので

真っ直ぐに家に帰る。

 

でも一番元気なので

やっぱり

どこかに寄り道したかった気になる。

 

すると

 

家に帰ると

全然しょーもないことに

過剰反応しよったのです。

もちろん自分が。

 

 

やっぱもう嫌だ!家出する!みたいな

ことを言って

子供たちに思わせぶりしながら

 

 

わー家出ひさしぶり~♪的な気持ちと

やっぱフツーに寄り道しとけば

無駄な距離走ることもなかったのに的な気持ちが

 

クズやなーって

でも

良かったね、家出できて

 

って気持ちで。

 

 

まぁ、どこに行くかというのは

ここしばらく前から決めてたんですがね

近くの温泉。

 

バスタオルとタオル、着替えは

エコバックに入れてきました

家出準備の時に。

 

 

車走らせ

その前にご飯食べに行きます

 

ショッピングモールの

フードコートで

前から食べたかったお好み焼き食べました。

 

千葉に来て

外でお好み焼き食べたの初めてです。

 

ぼてじゅう

 

大阪の味、幸せやわぁ。

(バイトの外人さんが焼いてたけど)

 

そんで

ちょっと服でも見ていこかって

思って

ウインドーショッピングしてました

 

ら、

 

子供たちに似合う服ばかり

探してる

 

自分の服

 

目に入らんの

 

雑貨屋さんに入っても

これあの子が喜びそうな

マグカップやとか

アクセサリーとか

手に取って

 

眺めて

 

すると

もう一人の自分が

 

「自分の服見たら?」

 

って言うてくる

 

 

そうだねって

言いながら

 

自分が欲しいものが無いことに

 

似合うものが無いことに

サイズも無いことに

着ていくところの無いことに

 

何かちょっと

寂しい気持ちになって

 

いや、絶対に

自分の服、買ってやる!って

 

今から

自分の服しか見ないことに集中しようって

思って歩きました。

 

それでも

お年頃の子供たちに

似合う服やんか

お買い得やんか

 

の目線が断ち切れなくて

結構

しんどくなった。

 

 

絶対に今日は

子供たちの服は

買わないって決めたんやから

今、見ても仕方ないやろ。

 

自分に言う。

 

で、

自分のいい感じなものやっと見つけた

お買い得やしぃ。

 

で、色違いのこれ

あの子にどうかなって

また思う。

 

あの子が着たらサイズはこれかな?

などど鏡に合わせてみる。

 

いや、

今日、買わないから。

 

今日は自分のだけ買うから。

 

じゃ、明日

娘をこの店に

連れて来たらいいかな。

 

って、

明日のことより今でしょ。

 

私って重症や。笑い泣き

 

自分を大事にできない病。

自分を大事にできない病は

歳月をかけて重症になるのです。

 

この治療法は

とても難しく

まして

 

一夜にして治った!クラッカー

 

というケースを

 

私は見たことがありません。

 

この度

驚くべき新薬が

あるかもしれないという話です。

 

 

 

①子供を産む

②お母さんになる

③子供の命は自分の手に委ねられた気になる

④自分より大事な人を作り上げてしまう

⑤家出ババアになる

 

↓(④と⑤の時間経過が省略されすぎやろ)

 

⑥お好み焼き食べる

 

↓(新しい治療法の入り口です)

 

⑦スタバでケーキ食べる

 

↓(ここで読むのを止めないでください)

 

⑧自分の服買う

 

↓(消さないで)

 

⑨そろそろ温泉行こうか、と思う

 

↓(そのままでその調子)

 

⑩駐車場に戻り自分の車見つける

 

 

すると、

 

 

車さんが

 

キラッキラと白銀色(しろがねいろ)に

輝いていて

 

 

よその車と間違えたと思って

別の方角に目をやり

やっぱり

それが自分の車だと分かった時

 

ものすごく

嬉しくなって

駆け寄りました。

 

 

そしたら

 

車さんが

 

私に喋ったの。

 

 

 

「お待ちいたしておりました。お嬢様。」

 

滝汗

 

めっちゃめっちゃびっくりした。

息止まった。

 

車さん、

執事とか、執事

白馬みたいやったしおすましペガサス

 

そんなお嬢様とか言われたことないし

言われたいとも思ったことないもん。

 

 

とりあえず落ち着いて

 

車に乗ったの。

 

そしたら

ぶわぁぁって波

涙が洪水みたいに出てきて

マジで

どうしようかと思った。

 

15分ぐらい泣いてた。

 

その後は

温泉行くのは

どうでもよくなって

家に帰って

 

黙って風呂入って

 

まだ子供たち布団の中で起きてましたが

 

知らん顔して

 

寝ました。

 

で⑩の

続き

 

⑪は

いつも通りの生活

です。

 

現実って思ってる

「自分」っていうのは

真実だと思って

お母さんとか

子供たちのこと大事とか

自分頑張りすぎとか

 

必死でやってるんだけれども

 

 

ホンマは

 

幻想で

夢見てるかもしれん。

 

 

 

現実と夢の境目が

わけわからんくなったんだけど

 

この

現実と夢の境目が

普段の生活の中で

無くなるとどうなるのか

知りたいって思う。

 

 

そして

お母さんとか子供とか

その呼び名は

自分にはますます

リアル感がなくなっていて

誰それ?って

時々本気で思います。

 

なにしろ

 

お嬢様で白馬に乗っておりますゆえ。

 

 

 

 

 

 

 

 

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