「自立」

って言葉好きじゃないけど

私、

ずっとこのワード追いかけてきました。

 

自立って言うと

 

経済的自立とか

社会的に自立とか

思い浮かんでいたし

それだと思ってました。

 

なので、

学校に行ってた頃は

早く働いて好きにお金が使えるようになるようになりたい

って思ってたし

 

離婚して

生活保護を受けるようになってからは

早く生活保護から抜け出して

社会的に人並みになりたいって思ってた。

 

経済的自立

社会的自立

 

これって

この世界の

当たり前の価値観だと思ってますよね。

 

 

経済的自立

社会的自立

自立

自立

 

この言葉を読んで

何にも思わない人は

まぁ、ちょっと

関係ない話かもしれないけど、

 

私は、

 

この言葉、

聞けば聞くほど

 

気分が悪くなり

体が重くなる。

 

気分が悪くなり

体が重くなる。

 

私の

母は

この気持ちになる言葉を

ずっと私に言って(くれて)いました。

 

気分が悪くなり

体が重くなる

という体験を通じて

 

自分の望まないことを

知るきっかけを

自分にわからそうと

自分が体験させているんです。

 

 

 

 

 

親の価値観から自立する。

 

これがホントのことだったと思う。

 

子供のころ

お小遣い制度が我が家にはなくて

駄菓子も買えなかった。

 

小学校の頃

スーパーの2階にあった小さなゲームセンターに

友達といっても

私はゲームができない、お金持ってないから。

 

すんごい嫌だった。

 

で、ある日、

母がお金を計算して分けてる封筒の中から

こっそり小銭を盗んで

 

友達とまたそのゲームセンターに行った。

 

ゲームは何回かできた。

 

するとね、

友達は今度は

その奥にあった喫茶店に入ろうって言うの。

 

一緒に入って

お水が配られる。

 

友達二人は

クリームソーダを注文。

 

私は、

 

お金が足らんわけよ。

 

メニューのどれも、足らんのお金が。

 

で、小学6年生、

苦し紛れに

「私、ダイエットしてるから、要らんわ」って。

 

でも

何にも頼まないでそこにいるのは苦しかったから

レジ横にあった

キャンディーを買って

お水をのんで強がった。

 

 

この体験で

お金への強烈な思い込みができたって

感じてる。

 

 

中学になってからはこんな体験。

 

高校とか進路を決めるとき

将来について何かしらになろうかと

考えるやん、

 

その時、

保母さんになりたいって

ふと思ってん。

 

母に、その話して

●●学園ってところが保母さんの資格が取れる高校やから

そこに行きたいって言ったのよ。

 

そしたら、そんなお金のかかる私立はだめ

就職に有利な公立の商業高校へ

行きなさいって言われた。

 

で、

私は結局は

商業高校を希望せず

商業科のある公立高校の

わざわざ普通科を選んで

しかも制服が可愛いからって理由で

小学校から仲良しだった

ゲームセンター&喫茶店に一緒に

行ってた

親友と一緒に

受験したの。

 

私、

保母さんにはなれなかった。

 

でも、子供4人も産んで

保母さん体験一杯できたんだけどね。

 

ちなみに

私の姉も

同じように看護師の学校に行きたいって

母に言って却下され

普通の公立高校へ進んで

高校中退したんだけど

主婦になってから

高卒検定を受けて

看護師になったわよ。

 

 

いやぁ、このブログ書いて今、

気づきました!

 

 

「夢はお金がないことは理由で叶わない」って

思い込みは

ここで

私も姉も

ちゃんと自分でぶち壊してる!やん。

 

 

とはいえ、

お金がないと惨めな思いをするって

 

いう思い込みは

小学校の体験でできて以来

 

離婚して生活保護生活になったときに

海から登りくるどでかい太陽みたいに

私のことを

焦がしつづけたのよね。

 

火あぶりみたいにさ。

 

発達障害ですんごい大変な子

乳飲み子

不登校で真っ黒けの精神世界に浸った

この子らを抱えて

どうやって

暮らしていくのさ。

 

私は

生活保護を受けて

仕事を最小限にして

子供たちとかかわったの今までよりも

もっともっと濃く。

 

遊んで

喧嘩して

また遊びに出かけた。

 

フルタイムで働いてたら

今の私はいないなぁ。

 

カウンセリングやコーチングを学んで

本も読み漁って

究極の傾聴を会得したくて

自殺専門のカウンセリングも

ボランティアで

やってた。

 

 

これを生かして

食っていける仕事にしようと思って

ビジネスセミナーに

50万借金して受けて

そして

付いていけず

コケた時は

 

もうこんな情けない自分は死ぬしかないって

本気で思った。

(この体験についてはまた書きたいな)

 

そこから

 

自分のペースでやろうって

コーチングを

パートで働く傍らにやり始めた。

 

 

もう

ずっとその間

自立っていう言葉が

私の頭にこびりついていて

 

「今日、自立できない自分」

毎日自分を

責める材料になっていたんです。

 

 

自立

お金を儲ける

 

そればかり

今日もかなわなかった

今日もできなかった。

 

 

毎日

10年

その繰り返し。

 

 

10年、

自立できない自分に

 

フォーカスを当てていたんよ。

 

すごい蓄積

すごい習慣でした。

 

その

習慣を

断ち切らせてくれたのは、

 

他でもない

 

母だったのです。

 

次回に続く