あの時私のことを褒めてくれたお母さん。

 

いつでも私のことを応援してくれるお母さん。

 

私が落ち込んだら励ましてくれるお母さん。

 

ありがとう。

 

って

 

母への手紙は絶対書けんわ。

 

なんか悪口みたいなこと言ってるけど

悪口だよ。

 

 

お母さんは女神のような存在であって欲しかったよなぁ。

 

 

せめて

一言でも

がんばってるね、って言ってほしかったよなぁ。

 

 

離婚を決めた時

私はもう知らんからね、って

母に言われた。

大雨の日のことを

まだ覚えてる。

 

このインパクトにより

離婚の回想に旦那が一切出てこない。

 

全世界に見放された気持ちになったわ。

 

 

寂しい気持ちは

何年も続いたなぁ。

 

乳飲み子、発達障害児含む子供4人、

養育費なし。借金あり。

 

私が離婚できたのは生活保護という

国の制度のおかげなんだ。

 

ずっと

子供4人も産んで、離婚。

生活保護、

子供の障害、

子供の不登校、

 

母が私を恥ずかしいと言う理由が

どんどん増えて膨らんでいく。

 

 

繰り返し繰り返し

会うたびに言われた

「恥ずかしい。」

 

それでも

嫌いになられへんかった。

 

お母さんを嫌いになるって

選択肢がなかった。

 

母の嫌味に腹立って

すんごい、言い返しても

嫌いと思うことは

思いつきもせんかった。

 

 

 

だってさ、

 

テレビつけたら

「お母さん、ありがとう」って芸能人が泣きながら

手紙読んでるやろ。

 

ものごっつい

偉大なお母ちゃんのドラマとか

やってるやん。

 

歴史上の偉人のお母さんがやっぱ

すんげー苦労して子供の夢の応援したとかさ、

学校の推薦図書の本でもあるやろ。

 

母さんが夜なべして手袋編んでくれた、って

歌、習ったやん。

 

おふくろさん、とか森進一が歌ってたやん。

 

感謝したくなる女神のようなお母さん、

マジ

刷り込み

教育で受けてきたやん。

 

 

お母さん女神説を

純真無垢な子供時代から

刷り込まれて

 

この現実。

 

 

自分は女神と思えないから

何とか

女神と思うように頑張ろうとしたけど

無理やったわ。

 

しかも

頑張ろうとしたけど

無理!

って思ってなかったで。

 

頑張ろうとしたけど

まだ女神って思われへんから

頑張って自分の母への見方を

女神に変えようって

思ってたよ。

 

 

お母さんは私を大変な思いして

産んでくれたんやで

 

そんな

お母さんを

嫌いになってはダメ。

 

 

イエスキリストは

聖母マリアをディスった話も

聞いたことないし。

 

ホンマに

見本がおらんのよ。

母親嫌いの子の。

 

~母親ディスって

 自立する物語。~

 

次はこの流れで書くわ。

 

 

 

↓「おふくろさん」がねじれとる。

腹ねじれるで。(笑)