こんにちは

 

 今日は庚申です

 え? なにそれって?

 知らないのは無理もありません

 今日は眠ってはいけない日なのです

 何故かというと

 人間には体内に三匹の虫がいるんです

 その虫たちがこの庚申の日に宿主が寝静まった後

 抜け出して天帝に報告にいくらしいのです

 宿主がこの世で犯した悪行を

 これを聞いて天帝はその人間の寿命を縮めるのです

 が宿主が寝なければ報告に行けないそうです

 それでみんな昔の人は庚申の日起きていたそうです

 男女の交わりも禁止だったそうです

 また五穀断ちすることで三匹の虫が死ぬという俗説も

 

 庚申信仰といいまして明治時代までは続いたようです

 がこれは迷信だという政府のお達しで廃止になります

 全国にある庚申塚は取り壊されてしまったらしい

 

 しかし難を逃れた庚申塚もあります

 みなさんの近くにもきっとありますよ

 まるで隠れキリシタンですね

 

 私の住んでる近くにも庚申塚が残されています

 一つは四辻の道祖神のそばに

 もう一つは私の毎日参拝する神社の一隅にひっそりと

 まるで忘れさられて誰も手を合わせたりしません

 たった一人私を除いて

 

 私は知っています

 万物に神が宿ることを

 だから私は毎日願いを庚申塚にかけています

 成果はなかなかです

 といって庚申の日は……やっぱり寝ちゃうのであります

 

 睡眠不足は(たとえ天帝に命を縮められても)困ります

 一日がぼうっとして無駄になってしまうから

 

 私はかつて不眠症になりました

 昼間は眠くてしかたないのに夜布団に入っても眠れない

 こんな日が何か月も続いて精神がボロボロになりました

 

 でもそうした辛さゆえに私は睡眠について学習

 いろいろと眠る方法を模索したのであります

 

 日本人は世界一睡眠時間が短い民族で

 一日平均六時間をきるのです

 ある意味すごいことです

 その代表は野口英世さんでしょう

 「お前はいつ寝るんだ?」と言われていたそうです

 世界でみるとレオナルド・ダ・ビンチ

 彼は一日90分しか寝なかったそうです

 ナポレオンは彼からみれば寝すぎですね

 

 さて 私的眠る方法をちょっと書いておきましょう

 参考になれば幸いです

 

 まず玉ねぎの皮と一番外側の部分を枕元に置きます

 これはよくききます

 ただ問題があって

 ゴキブリが玉ねぎ大好きなので注意しましょう

 

 次に頭を冷やす

 本で読んだのですが頭が冷えると眠気を催すのだとか

 夏はもちろん氷枕 アイスノン 冷えピタ など

 冬は普通に冷えますからいいですが

 枕は頭が沈み込まない固いものがよいようです

 沈み込むと頭が温まりますからね

 考えながら眠るのがよくないのはこれ

 脳が発熱しちゃうのね

 

 次に寝る体勢

 これは横向きで膝を抱えるような感じ

 そう 胎児の格好です

 これで自分の心臓の音を聞きます

 どっくんどっくん

 まるで母親の胎内にいる感覚で眠りやすくなります

 この場合枕の高さも調節します

 仰向けで寝る場合はいいのですが

 横向きで眠る場合は枕が高くないといけません

 私はそば殻枕を二つ重ねています

 

 寝る前に発酵飲料を飲む

 ヤクルト1000とかピルクルミラクルケアなどは

 それに特化しているのでお勧めです

 

 それでも寝付けないときは

 リポスミンを一錠

 ほんとは二錠なのですが一錠でもいいです

 でも毎日は効かなくなるので三日に一度くらいにして

 

 

 

 それではみなさま よい眠りをニコニコ