落語であなたの人生をナビゲート!HPS〇ら落語コンシェルジュ®相山・美奈:子:です。

 

 

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立川志らら落語会は巣鴨・ガモール私學亭。相変わらずの大盛況。

 

 

星錦の袈裟         

あっという間に2月。この会のネタ3つをいつも考えている。自身のガラケーに迷惑メールが来たことから、詐欺に特殊も通常もない、詐欺は詐欺!ただ未確定の容疑者をどうせやってんだろと思う心理もどうなんだろうと。1時間に3席の落語会に吉原の噺をする。日差しも入って気持ちのいいカフェにどうなんだろうかと思ったが、ここは師匠のホーム。心配することはない。

 

いつも隣町の連中に負けたくない長屋の若い衆は、夫婦別れの数まで競い合い、別れたくないかみさんまで離縁するほど。仲間と一緒に吉原に行きたくて、自分のおかみさんに許可を取る与太郎はわざとなのか馬鹿なのかわからない。吉原に行くけど隣町の連中に勝つがメインだから、いくつになっても子供みたいだとかわいらしくもなる。

 

 

星二階ぞめき     

若旦那の想像力が激しい。ひとりキ〇ガ〇と思われても仕方がないが、罪もないしいいか。二階の部屋はどれだけ広いんだろう。二階に上がった定吉の目線が結構遠かった。あの独り芝居を毎晩やるのかな。ぞめくとは浮かれて騒ぐ、遊びまわるの意味。

 

 

星付き馬           

これは家元も好きでよくかけていた噺。こいつも壺算や居残りと同じ詐欺。気をそらすように次から次へと話し、にこやかにしながら頭の中では次の手を考えているのか、自然とできるのか。開き直りか無い袖は振れないと、金のない奴は強い。昔似たような人が身近にいた。だからこの手の噺は好きじゃない。でも師匠は男にあまり嫌みを感じさせず明るく進めてくれたので救われた。吉原の妓太郎を煙に巻くのが小気味いいんだろうが、なんとなく「らくだ」の屑屋さんを思いだす。

 

 

師匠もおっしゃっていたが、この3つの噺は普通なら2時間半はかかる。なのにそれぞれ20分で終えられた。志らく一門の特色か、場面も会話もカットしていないのに時間が短くなっている。噺がぽんぽんと飛んでいくからだろう。高田文夫先生曰く「大相撲ダイジェスト」一部しか見ていないのに全部見たような気持ちになる。宝塚のプログラムと一緒。あれも見ただけで観劇したような気になる。じっくり聴くのも大好きだけど、流れよくしっかりと聴かせてくれるのもいい。充実した時間でした!

 

次回3月は9,16、28日!

 

 

甘酒ラテ美味しかったコーヒー

 

 

 

 

 

 

 

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