映画「この星の片隅で」

 

コロナ禍真っただ中って感じの香港の映画。

主人公は清掃会社の社長。

社長だけど同時に社員で、社員は彼だけ。だった。

そこで新しく働くことになったのはーーー。

 

映像が美しかったです。

キレイなものをキレイにとるというだけでなく、

日常の美しさ、生活の美しさのようなものがスクリーンに映っていて、

とても美しい。

コロナの影響で人影のない街でしたが、

それでも香港らしい街の景色だらけで、香港の気温を感じるような映像でした。

構図とか、そういうものもすごく私の好みでいい感じ。

あ、あと主人公の男の人も、めっちゃ好みでした。イケメン。笑。

 

ヒロインもすごくかわいいです。

ただ、キャラクターがなぁ。。。

なんというか、ああいう衣装じゃなくてもいいと思うのよ。

でも一緒に行った友人談「見た目からもわかりやすいでしょ」と。

確かにストーリーとしてスムーズなんだよねぇ。

でもまさにそうであるからこそ、

簡単にわかりやすい感じだったことが、少し残念でした。

彼女かわいいしもっと複雑なキャラにしても、全然とっつきにくくならないというか、

嫌味にならないと思うんだよねー。

しかし確かに、キャラは複雑にすりゃいいってもんでもないしなぁ、うむむ、難しいところ。

・・・私が素直に、素直なキャラクター設定を受け入れればいいだけの話か。

 

映像がきれいで、音楽も美しく、主人公は善人で。

すごく良い映画でした。

 

正直に生きると、つらいこともあるかもしれない。

だけど信頼してくれる人のそばで、正直に生きることができれば、それはとても幸せ。

人はそれを学びながら生きる。