いやしんぼ~サイゴンの膨満感~4日目その1
本日も元気にチョロン(中華街)へ出勤。チョロンって実はかなり広くて、今までは東側ばかり行ってたんだけど、今日は旅行者がバリバリ観光に来るエリア、西側あたりを攻めてみましたわ。
まずは腹ごしらえしないとね。タイやマレーシア、シンガポールでお馴染みのチキンライスで有名な東源鶏飯へ行ってきましたよ。
コムガー・ドングェン 48000ドン
やっぱりこのルックスがいいよなあ。シンプルなんだけど、なぜかものすごく食欲をそそられるんだよね。絶妙な火入れを施された鶏肉の、艶めかしさのなせる業か?
しばしウットリしたら、まずはご飯をパクリ。
ふむふむ、きちんと鶏のスープで炊いてあるね。うん、ウマイ。
・・・でもなあ、前回ベトナムでコムガー(チキンライス)を喰ったときも思ったんだけど、味付けが薄いんだよなあ。それに、ご飯のパラパラ感が弱くて、ちょっと重たいんだよね。ご飯単体でも明確にウマイと思える程しっかり強めの味付けで、しかもサラサラッと軽くいただけちゃう本場のチキンライスと比べちゃうとなあ・・・。
一方、鶏肉はぷるぷるつやつやしててウマそうね。特に部位を指定しなかったら、アバラの部分が来ましたわ。骨が多くて食べづらかったけど、火の通し方が絶妙。しなやかな弾力がありながら柔らかくてジュースィー。この鶏肉だったら、部位をきちんと指定して、肉大盛にしてもよかったな。
本場のチキンライスと比べると全体的に非常に味付けが薄いので、ショウガが入ったヌックチャムや、塩や唐辛子、ライムは必須。個人的には本場の喰い方の方が好きだなあ。
うーん、ウマイっちゃあウマイんだけど、タイやマレーシア、シンガポールのチキンライスの方が好みだな。わずか数日のホーチミン滞在で、わざわざチキンライスを喰うこともなかったな。
100円=約21250ドン
東源鶏飯
801 Nguyen Trai , Dist.5
食後はチョロン最大の市場、ビンタイ市場をうろうろ。
みんな忙しく立ち働いていた。何も買う気のない観光客がうろうろして、仕事の邪魔するのも悪いなーと思い、早々に退散。
そんなこんなしているともう昼食の時間。今日の昼飯は、繁華街にあるテンプルクラブという高級レストランでいただきマンモス。ベトナムの化調攻勢にはちょっとウンザリしているので、化学調味料不使用というのは嬉しいなあ。
1品目はハスの茎のサラダ。甘酸っぱい味付けで、個人的にはちょっと甘すぎるかなあという印象だったんだけど、さすが高級店。ウマイよ、コレ。
具は茹でた豚肉とエビ、ハスの茎、にんじん、パプリカ、たまねぎなど。薬味にピーナッツと香草がたっぷり入っている。
こりゃ楽しい!一口食べるごとに、様々な味や香り、食感が口の中に広がるんだよ!まさに味・香り・食感の口内オーケストラですぜ!!
おまけに豚肉やエビがまた、良いモノをうまいこと調理しているんだよね。しかも無化調ゆえに、後口はさっぱりスッキリ。こらたまりまへんわ!
写真奥にある揚げせんべいに乗せて喰うと、またひとしお。結構ボリュームがあったけど、ペロッと完食してしまいましたわ。ブラボー!
主菜は豚肉の土鍋煮。皮付きの豚肉を、王道の甘辛しょっぱめの味付けで煮込んだものである。煮込みが浅くて、全然柔らかくないのが難点だが、味付けはさすがに高級感あり。こってりしていながらしつこくないのは無化調のおかげか?
純白に輝く約束の地へ。どう考えても、ウマイに決まってる。
さすがに水準以上の味であったが、定番のメシ泥棒的料理であって、特に面白くはなかったな。他のモノ頼んでたほうが良かったかも。
以上2品とビールを3本いただいて、お勘定は約2000円。かなりお高いけど、さすがに味やセンスは群を抜いていた。ちょっとフュージョンっぽい料理もあるし、初めてベトナムに来る方にはメニューも豊富なホアンイエンの方を勧めるけど、個人的にはこちらの方が好みっす。
ほいじゃまた。
TEMPLE CLUB
29-31 Ton That Thiep , Dist.1