ドンドゴドン!(バンディアガラ)
セグーのバスターミナルに貼ってあった運賃表。国際バスも走ってるみたいね。
セグーからセバレとかいう街を経由して、ドゴン観光の拠点となる街バンディアガラへやってきた。ここから近隣に点在するドゴン族の村々を襲撃するんである。
バスの前面に羽虫の死骸がびっしり。恐るべし、アフリカ。
バンディアガラの街の中心部にはロータリーとバスターミナルがあって、その付近に宿やツーリスト向けの食堂が集まっていた。ちょっと歩いてみたけど、大して見るものもない感じである。
マリの街にはこういう啓蒙的看板が多いっす。
宿は中心部にあるファレーズとかいう立派な宿に決めた。立派な宿といってもマリの宿の相場からすると宿泊料は並ってところだし、客が少なかったのか大幅に値下げしてくれたのだ。この宿、部屋はキレイだし、中庭でWI-FI(超不安定で超鈍速だけど)が使えるし、ビールもローカルバー価格で飲めるし、なかなかいい宿だった。薄汚いタコ部屋になんて絶対泊まりたくないという人にはおススメの宿である。
雰囲気のよい宿の中庭。
さてドゴン族の村の観光であるが、この宿に出入りしているガイドの1人を雇うことにした。地図さえあれば自分の足で村々を巡るトレッキングもできるのだが、この炎天下の中歩きたくないのでパス。それにせっかく村をまわるのなら、村人と意思疎通ができるガイドと行った方が面白そうだし。
かったるいので以下写真主体でアップ。
バンディアガラから約15kmのところにあるソンゴ村。まだガイドがどんなやつかわからんので、まずは近場の村の案内だけ頼んでみた。
大地の色をした村。周囲には巨大な断崖が控えている。
将来が楽しみなソンゴ村の美少女。
機織りするじいさま。都市部はともかく、こういう村落で男が機織りしているのは珍しい、ような気がする。
渋い風合いの泥染め。
断崖に至る斜面を登る。
断崖の壁面にびっしりと描かれた壁画。ユニークな図柄っすね。割礼の儀式の時に描くという話だ。ちなみに赤色は石から、白は鳥のフンから、黒は炭から作るらしい。
口角上ってます。
オッス!メッス!キッス!
悪くないガイドだったので、翌日のガイドも頼むことにした。この日はティリ、カニコンボレ、ジギボンボの3つの村をまわる予定。
ティリの村が見えてきた。写真ではわかりづらいが、断崖の下部のえぐれた部分に建物が並んでます。
セグーでも見たけど、ここでも稗をついとりました。
臼に入る少年。おまるにあらず。
村を抜けて断崖絶壁の方へ歩いていく。昔の集落跡が近づいてきた。う~ん、かっちょいい!
外敵から身を守るためにこんなとんでもない所に村を築いたらしい。建物はだいぶ老朽化しているので、注意して歩かないと危険である。天井踏み抜いちゃいそうだ。
旧集落からの眺め。地平線の果てまで見渡せる。
壁面にサルの頭蓋骨が埋められてました。理由は聞いたけど忘れた。
彩色された建物。ホゴンだかなんだか忘れたが、偉い人の家だったことは確か。
のどかなカニコンボレの村。
カニコンボレの村人たち。
祭礼の時に使用するマスク。金さえ払えばパフォーマンスも合わせて見せてくれることであろう。
ジギボンボの村にあった木彫りの扉。ティリで満足してしまった上に、ジギボンボは商店や学校もあるような街道沿いの村なんで、全然テンションが上がりまへん。
ガイドのベベ。ガイドとしての腕前は一流といえるかどうかはわからんが、とにかく金にはキレイな男。誰か雇ってあげて。
ドゴンの村も楽しかったなあ。随分ツーリスティックだって聞いてたけど、村人も素朴でスレてるやつもそんなにいなかったし。
私が行った中ではソンゴとティリがおススメ。時間や金がない人は、とりあえずここだけでもおさえておけばいいんでないの。
ほいじゃ、また。
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