二日目・・・


朝7時起床。

部屋のカーテンを開けて下の駐車場にある車の「那覇」ナンバをー見た時、沖縄にいるんだという

実感が沸いていた。

海の方を散歩してみたけどやっぱりがっかりしょぼん。ここの海は想像した海ではなかった。


色々歩いている途中「柏橋」といううめちゃめちゃ長い橋があってそこを歩いた

タバコを吸いながら歩いているおれちょっとかっこいいかも?べーっだ!思ったりもした。


「首里城公園まで4.8キロ」という看板があった。今日は石垣島に行く予定だったから歩いて

いくと飛行機の時間まで間に合わないかなーって思ったけど。


首里城見なくちゃ始まらないっしょ!!


ってことで競歩ばりに歩いてなんとかたどり着いた。セーフ!!

よし・・「入ろう・・」とドキドキしながらも公園へ。そこには


「一緒に写真とりましょうドキドキと沖縄衣装で連呼しているお姉さんが

ちょっと照れくさそうに「いや・・・いいです。」えっな~んつって一人で公園内を散策!!写真を撮りまくると


「やべガーン時間がねー!!」ダッシュで出ていくとタクシーの運ちゃんに絶妙なタイミングで呼び止められた


「ナイス運ちゃんグッド!」とお世話になる。

「那覇空港までダッシュでよろしく」


「おう!!まかせとけ!!ところでにいちゃんは一人旅かい??どこから来たんだい??沖縄はいいだろー??

 どこにいくんだい?俺の息子は・・・・・・」

(シャラップ!!ちょっとだまっててくれ叫び


とにかくしゃべる。しゃべりつづける運ちゃん。そのしゃべりは誰にも止められない。


もはや軽ーく流すしかない・・・シラー

そんなタクシーの運ちゃん。一つだけいいことを言った。

「若い時は若いうちの価値観がある。おっちゃんになったらおっちゃんなりの価値観になちまうんよ」

うーん深い・・・


そんな運ちゃんのドライブテクによりなんとかかんとか空港に間に合う。サンキュー運ちゃんグットラック!!チョキ


石垣島へ飛び立つさらば本島。パー



行ったのは8月11日から17日までの6泊7日。


本島から石垣島に飛びそこから離島に飛び本島に戻ってくる計画。

八重山諸島の波照間島と西表島でいろいろな出会いとびっくりどっきりな出来事やミラクルな出来事が

ふんだんの旅の始まり始まり・・・


初日


那覇空港に到着。那覇はちょっとした原宿だった。ハングリーな自分探しの旅を目指していた自分にとっては

少々がっかりした。

それにしても沖縄の人はフレンドリー

ちょっと肩がぶつかっただけで「ごめんよー」な~んてかんじで!!


東京だったら「なんじゃい!!」

ってな感じになるよね。


国際通りを散歩してみることにした。国際通りの路地裏には商店街があった。一言


「ボンカレーがそこらじゅうにありすぎ!!そして「バナナが緑」なんで??

ちょっと不思議


それにしてもハングリーとはかけ離れてすぎてて思ってた沖縄とはギャップがありすぎたな~!!

入ったビジネスホテルがツインしかなかったから寂しさをまぎらわしつつ

ペイチャンネルを鑑賞就寝・・・


離島に思いを託して・・・


修学旅行で沖縄の素晴らしさに感動してもう一度沖縄に行くぞ!!と決意して岐路。


それから月日は流れ21歳になる。


この頃の自分はというと専門学校に通い仕事と学校を往復する毎日、彼女がいるわけでもなく

自分の今後について不安と不安と不安ばかりだった。


「自分の今後」

僕はこのあと・・・彼女ができて結婚して職場にも落ち着いて子供ができてハゲてきて

「くさい!」と罵られ。。。


うーんこんなんでいいのか??


なーんて感じで

なーんかしんないけどポジティンブシンキングに憧れつつ毎日が単調でネガティブだったんだよね。


そんな毎日が続くなか4つ上の兄貴が沖縄にバイトに行っちゃった!!


「いやったー自由だ!!」と解放された奴隷のように喜んだ!!

なにしろ、うちの中ではなにをするにも兄貴は絶対君主!!ラオウみたいな存在。

これで自由だ!天下はわしのもんじゃー!!って感じ。(笑)

あんなことやこんなことをやりたい放題自由を満喫した21歳のころ。


人間ないものねだりなんだねー


「兄貴め自分だけ沖縄にいきやがって!!」と(超かってなやつやね笑)


そして決めました!!


「沖縄に旅にいこう」と・・・なんやかんやと悩んでもがいてもう自分がなんなのかさえ

見失っていた21歳の頃。それから半年間かけて金を貯めてたまった軍資金20万!!


いざ!!沖縄へ!!