2021年12月に、新型コロナウイルスを乗り越え、“地球上最南端”の場所を走る南極マラソンが2年ぶりに開催されました。

2006年からスタートし、2021年度で16回目迎えました。

 

料金は、なんと200万円。

南極点まで数百キロのユニオン氷河。最低気温マイナス15度の中、42.195キロを一斉に駆け抜けるマラソン。

 

2021年は、20カ国から58名の参加者で

  • 男性フルマラソン 43名
    1番の走者のタイムは、3:53:02 hrs/43番目の走者のタイムは11:45:41hrs
  • 女性フルマラソン 11名
    1番の走者のタイムは、5:10:10 hrs/11番目の走者のタイムは9:00:24 hrs


優勝した、ポーランド人の男性は、1位でゴールテープを切りました。

優勝した参加者は、「すごく疲れたよ。でも最高だ!」

女子の優勝者、ラトビアから参加した医師は、女子新記録を樹立したそうです。
 

かつて、フランスのボルドーで開催されるワインが給水所というメドックマラソンに参加したことがありますが、

 

砂漠の上の250㎞を7日間で走破するサハラ砂漠マラソンなど、まだまだ、世界にはクレージーなマラソンがありますね。

 

ちなみに、2022年の南極マラソンのスケジュールはすでにアップされており、2022年12月14日、 南緯80度でのフルマラソン・ハーフマラソン開催  と ご案内がありました。 いつかチャレンジしてみたいですね・・・


 


 

 

 

 

2021年12月20日の日経新聞の朝刊の春秋は、多様性、優秀な人材の共通点に関する、なかなかユニークなコラムでした。

 

ポイントをお伝えすると、

 

「21世紀、最も魅力的な職業」。10年近く前、米ビジネス誌がそう呼んだ仕事がデータサイエンティストだったそうです。

 

データサイエンティストとは、IT(情報技術)の普及で集まる膨大な数字を解析し、確かな判断へ経営者を導くというもの。

実際、優秀な人材を得られるかどうかで企業の命運は大きく変わるそうです。

 

イカゲームなどのヒットで、今年、大きく成長した、動画配信会社、米ネットフリックスもデータ分析の部署があるそうです。

 

元最高人事責任者によれば、ネットフリックスが、新規採用候補者の中で最適な人材をどう選ぶかについて、すでに在籍する社員で特に優秀な人たちの共通点を探したところ、その答えは音楽をこよなく愛する点だったそうです。以降、面接では音楽への関心や楽器の経験を、それとなく探るようにしたそうです。

 

論理的思考が軸となる業務だからこそ、創造性や感受性が発想の差を生まれます。こうして多種多様な人が集まり異文化への理解が育ち、非英語圏のさまざまなオリジナルコンテンツのヒット作に結びついたと分析しあmす。

 

コラムの締めくくりは、

「日本企業はどうか。面接経験者がしばしば語る採用の決め手は「職場になじむか」「一緒に働きたいと思えるか」。和を重んじる姿勢は、うっかりすると同質の集団の土壌となる。居心地はいい。しかし異論は芽吹きにくい。そうした環境で「業界に例のないイノベーションを起こせ」と求めるのは、いささか無理がある。」

 

やはり、多様性が求められますね~

 

 

日経テクノロジー展望2022年 世界を変える100の技術を読んでみて、これからの未来の社会にワクワクしてきました。

 

その中で、私がとても気になったキーワードは、量子もつれ Quantum Entanglement(クウォンタム・エンタングルメント)

 

ちょうど別の勉強会で、この話を聞いていたので、とても気になりました。

 

陸上のボルト 1秒に12メートル

大リーグの大谷翔平の送球は 1秒に44メートの

新幹線は、1秒間に88メートル

リニアモーターカーは、1秒に160メートル

弾丸は、1秒で 333メートル

音速は、1秒で 340メートル

地球の自転は、1秒に463メートル

地球の公転は、1秒に30キロ

光は、1秒に30万キロ

 

そして、これよりも早いのは、量子もつれ

 

いままで、光が一番早いとおもったいたら、なんと、光速よりも早いもんがあったんですね!

 

WIREDには、量子もつれについて、次のような解説があったので、ご紹介します。

 

ミクロの世界を正しく説明するうえで欠かせない量子力学に、「量子もつれ」と呼ばれる現象がある。量子もつれとは、2つの粒子が強い相互関係にある状態であり、粒子のスピン、運動量などの状態をまるで「コインの裏表」のように共有する運命共同体のような状態を指す。

例えば、一方の粒子を観測したときのスピンが上向きであれば、もう一方は瞬時に下向きになる。このような量子もつれにある2粒子間の状態は、どれほどの距離──たとえ銀河の端から端という途方もない隔たりがあろうが、維持されるのだという。この同期の速度が光の速度を超えるという、まるで空間など存在していないかのような非局所性から、偉大な物理学者アルバート・アインシュタインが、かつて「不気味な遠隔作用」と呼んだほどだ。