先日、ある勉強会で、世界でいちばん貧しい大統領と称された、南米ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏が2016年に、待望の来日が実現した際のでドキュメンタリーの映像を鑑賞しました。


ウルグアイは、日本の半分の土地に、345万人が住む南米の国で、ホセヒムカさんは、1960年代初期に当時の独裁政権への抵抗運動に加わり、4度にわたり投獄され、最後の投獄は13年間も投獄されました。その後、2009年11月の大統領選挙に当選し、2010年3月1日より2015年2月末まで大統領を務めました。

 

ヒムカさんは、2012年、国連会議の場において「われわれは経済発展のためにではなく、幸せになるために生きているのです」と発言して世界中で称賛を浴びます。

 

映像から、ヒムカさんの政治家っぽくなく庶民的な生活や愛の溢れるメッセージを感じられます。

 

幸せになるには、旅と一緒で、身軽にすることが大切で、今の日本人は進歩したが幸せでないと感じると言います。

 

「貧しいとは、少ししかもっていない人ではなく、もっともっといくらあっても満足しない人のことだと。大切なのは考え方」と言います。

特に印象に残ったことばは、

-人は、唯一同じところで転ぶ動物である
-信じられないものがあるなから、自分が信じられるものを創る
-大切なのは、転んでも歩み続けること

 

ヒムカさんは、本当に、素敵な大統領だなと思います。

 

ロシアとウクライナとの戦争で世界全体に緊張感が広がってますね。。ヒムカさんが強く発信する”経済発展のためにではなく、幸せになるために生きている”というメッセージが世界中の人に届き 早く平和が訪れることを祈るばかりです。