最近、書店にいくと、やたらと「3.0」という言葉を目にします。


Web3.0、モチベーション3.0、コトラーのマーケティング3.0、ものづくり3.0。

「1.0」→「2.0」→「3.0」と進化するその共通点には、”つながり”や”社会的意義”がクローズアップされてます。


先日、あるご縁をいただき、経営コンサルタントの野口吉昭さんのお話を伺う機会をいただきました。

野口吉昭さんは、100冊ちかくのベストセラーを書かれ、最近では、社会起業家を応援するFM横浜のパーソナリティーもつとめております。

野口さんの最近の著書も、事業戦略3.0と、こちらも、「3.0」

事業戦略3.0/HRインスティテュート

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野口さんによれば、これからの時代の「経営」「事業」「人」に求められることは、

「経営3.0」×「事業戦略3.0」×「生き方3.0」

これを掘り下げると、

「経営1.0」は、利益、「経営2.0」は、道理、「生き方3.0」は、大義

「事業戦略1.0」は、変化対応(見える価値)
「事業戦略2.0」は、変化創造(見える価値)
「事業戦略3.0」は、変化創造(見えない価値)


そして、「生き方3.0」をクローズアップすると、

「生き方1.0」は、「自分のため」

「生き方2.0」は、「自分のため、人のため」

「生き方3.0」は、「自分のため、人のため、人々のために生きる」

つまり、「つながり」を大事にする生き方、働き方は、仕事を変え、自分自身を変え、会社を変えると言います。

そこでひとつのメタファーとして「奇跡の一本松」。

これは、東日本大震災で、岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の約7万本の末のうち、たった1本だけ津波に耐えて生き残った松です。

「生き方3.0」は、このように、「想定外」を乗り越え、人と人々との”つながり”から成長しあう生き方だといいます。

平成24年度、日本生産性本部と日本経済青年協議会の共同調査によれば、
96%を超える新入社員が

「社会や人から感謝される仕事がしたい」
「社会を通じて人間関係を広げていきたい」

と回答。

震災を経て、より「つながり」「絆」を意識するようになってきているデータだと言えます。

先が見通すことが難しい時代だからこそ、この「生き方3.0」実践していきたいですね!!



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