京セラ、KDDI、JAL・・・と経営されてきた稲盛和夫さんも、27歳の時には、
どうしたらうまく経営できるか。。。人生はどうなっているのか思い続けたといいます。
そこで気づいたことは、
人生は、個々人がたどっていくべき、運命があるのでは?
でも、その一方で、運命とは別に、善い事をしたら善い結果になることもあるのでは?
そして、
運命という縦糸と、因果の法則という横糸で織りあがる布が、わたしたちの人生を表しているのではと気づかれたそうです。
このことに稲盛さんが気づかれたきっかけになたのは、27歳にして、経営に悩みに悩んでいたときに出会った、安岡正篤さんの「運命と立命」という本だったそうです。
そこでは、中国の陰隲録(いんしょうろく)を安岡さんが解説されてます。
これは、まさに、まさに、運命はかえることができるという、因果の法則のお話。
少し長いですが、すばらしいお話なので、是非、ご紹介させていただきます。
~以下、陰隲録(いんしょうろく)のお話です~
陰隲録(いんしょうろく)は、今から400年ほど前、中国が明のときに、袁了凡(えんりょうぼん)という人が書いた本です。
ある日、少年時代の、袁了凡さんのところに、易学に精通した白髪の老人が訪ね、未来を予言されます。
「おまえは医者になる勉強をしているが、医者になることはない。将来は高級官僚になる道を進む。そして予備試験に何番で合格し、次の試験に何番で合格し、時給が50銭の時に最後の試験に合格する。結婚するが、子供は出来ないだろう。そして中央のお役人に出世し、53歳で死ぬ。この子はそういう運命になっている」
こう告げられました。
少年は、変なことをいう老人だと思いながらも、少年は気にしてはいませんでしたが、その予言がことごとく当たっていきます。
老人の言う通りに何番で合格し役人の道に進むことになります。
子供の頃に出会った老人の言う通りに人生が進むので
人生は決まっていて変える事は出来ない一種の悟りを得ました。
見事に、中央の役人に任官した袁了凡さんは、地方の長官に命ぜられます。
その赴任した地には立派な禅寺がありました。
そこに雲谷禅師という有名な老師がいることを知った袁了凡さんが老師に教えを請おうとお寺を訪ねます。
そして、お寺で座禅を組んでると、あまりにも見事な座禅なので
雲谷禅師が「あなたは、どこで修行されたのですが?若いのに、これほどの立派な座禅を組めるのは、よほどの修行をされたのに違いない、貴方は一体どんな修行をされたのですか?」
と尋ねました。
袁了凡さんは、「いえ、何も特別な修行などいたしておりません。ただ、私は子供の頃に老人に予言された通りの人生を歩んできました。結婚しましたが、子供もうまれません。やがて、53歳で天寿を全うするでしょう。人間の運命というものは決まっていて、変えられない。いつどうなるかが予め決まっているので、何も迷うことがありません。」
と答えた。
それを聞いた雲谷禅師は、厳しい顔をして、叱りつけます。
「若くてすばらしく聡明で、悟りをひらいた賢人かと思ったが、、あなたはそんなに大馬鹿だったのか。」
袁了凡さんが訳を聞くと雲谷禅師は答えました。
「確かに人間には運命というものがあります。運命は決まっていますが、変えられます。運命は前世の行いによって決められているのですが、それは現在の努力で変えられるものなのです。
因果応報という法則というものがあり、
善きことを思い、良き事を行えば、あなたの運命は変るのです」
それを聞いた袁了凡は、家に戻り奥さんにそのことを告げ、「できるだけ善い事を思い、できるだけ善い事をしよう」と運命を変える事を決心します。
陰隲録(いんしょうろく)という本は、ここで場面が変わります。
「なあ、息子よ。お父さんの人生は、実は今話したような人生だったんだよ。禅寺でご老師にお目にかかり、因果の法則というものの存在を教えてもらったのち、お前のお母さんと一緒になって少しでも善いことを思うように心がけ、少しでも善いことを実行してきた。そうし始めてから、決して生まれてこないと白髪の老人から言われたお前が生まれてきたのだよ。そして53歳で天寿をまっとうすると言われてきた私が、70歳を過ぎた今もこうして元気にいきている。」
稲盛和夫さんは、一寸先が見ない人生を、どうして渡っていけばよいのか悩んでいたときに、この本に出会って、「因果の法則」によって運命は変えられると気付かれたそうです!
まさに、立命ですね!!
投稿お願いします!
http://news.yoikotonet.com/
http://ameblo.jp/papatapapata/
パパ太さんの心温まるぼっーとするブログです!
http://bo-nosusume.blog.so-net.ne.jp/2007-05-06-1
いつも共鳴をいただく友人のブログ。夢や元気やひらめきをくれた名言を伝える素晴らしいブログです!
いつも感動をいただく友人でもありアントレプレナー塾長である三丘大誌さんのすばらしいブログです!
http://plaza.rakuten.co.jp/hiroshi777/
どうしたらうまく経営できるか。。。人生はどうなっているのか思い続けたといいます。
そこで気づいたことは、
人生は、個々人がたどっていくべき、運命があるのでは?
でも、その一方で、運命とは別に、善い事をしたら善い結果になることもあるのでは?
そして、
運命という縦糸と、因果の法則という横糸で織りあがる布が、わたしたちの人生を表しているのではと気づかれたそうです。
このことに稲盛さんが気づかれたきっかけになたのは、27歳にして、経営に悩みに悩んでいたときに出会った、安岡正篤さんの「運命と立命」という本だったそうです。
そこでは、中国の陰隲録(いんしょうろく)を安岡さんが解説されてます。
これは、まさに、まさに、運命はかえることができるという、因果の法則のお話。
少し長いですが、すばらしいお話なので、是非、ご紹介させていただきます。
~以下、陰隲録(いんしょうろく)のお話です~
陰隲録(いんしょうろく)は、今から400年ほど前、中国が明のときに、袁了凡(えんりょうぼん)という人が書いた本です。
ある日、少年時代の、袁了凡さんのところに、易学に精通した白髪の老人が訪ね、未来を予言されます。
「おまえは医者になる勉強をしているが、医者になることはない。将来は高級官僚になる道を進む。そして予備試験に何番で合格し、次の試験に何番で合格し、時給が50銭の時に最後の試験に合格する。結婚するが、子供は出来ないだろう。そして中央のお役人に出世し、53歳で死ぬ。この子はそういう運命になっている」
こう告げられました。
少年は、変なことをいう老人だと思いながらも、少年は気にしてはいませんでしたが、その予言がことごとく当たっていきます。
老人の言う通りに何番で合格し役人の道に進むことになります。
子供の頃に出会った老人の言う通りに人生が進むので
人生は決まっていて変える事は出来ない一種の悟りを得ました。
見事に、中央の役人に任官した袁了凡さんは、地方の長官に命ぜられます。
その赴任した地には立派な禅寺がありました。
そこに雲谷禅師という有名な老師がいることを知った袁了凡さんが老師に教えを請おうとお寺を訪ねます。
そして、お寺で座禅を組んでると、あまりにも見事な座禅なので
雲谷禅師が「あなたは、どこで修行されたのですが?若いのに、これほどの立派な座禅を組めるのは、よほどの修行をされたのに違いない、貴方は一体どんな修行をされたのですか?」
と尋ねました。
袁了凡さんは、「いえ、何も特別な修行などいたしておりません。ただ、私は子供の頃に老人に予言された通りの人生を歩んできました。結婚しましたが、子供もうまれません。やがて、53歳で天寿を全うするでしょう。人間の運命というものは決まっていて、変えられない。いつどうなるかが予め決まっているので、何も迷うことがありません。」
と答えた。
それを聞いた雲谷禅師は、厳しい顔をして、叱りつけます。
「若くてすばらしく聡明で、悟りをひらいた賢人かと思ったが、、あなたはそんなに大馬鹿だったのか。」
袁了凡さんが訳を聞くと雲谷禅師は答えました。
「確かに人間には運命というものがあります。運命は決まっていますが、変えられます。運命は前世の行いによって決められているのですが、それは現在の努力で変えられるものなのです。
因果応報という法則というものがあり、
善きことを思い、良き事を行えば、あなたの運命は変るのです」
それを聞いた袁了凡は、家に戻り奥さんにそのことを告げ、「できるだけ善い事を思い、できるだけ善い事をしよう」と運命を変える事を決心します。
陰隲録(いんしょうろく)という本は、ここで場面が変わります。
「なあ、息子よ。お父さんの人生は、実は今話したような人生だったんだよ。禅寺でご老師にお目にかかり、因果の法則というものの存在を教えてもらったのち、お前のお母さんと一緒になって少しでも善いことを思うように心がけ、少しでも善いことを実行してきた。そうし始めてから、決して生まれてこないと白髪の老人から言われたお前が生まれてきたのだよ。そして53歳で天寿をまっとうすると言われてきた私が、70歳を過ぎた今もこうして元気にいきている。」
稲盛和夫さんは、一寸先が見ない人生を、どうして渡っていけばよいのか悩んでいたときに、この本に出会って、「因果の法則」によって運命は変えられると気付かれたそうです!
まさに、立命ですね!!
投稿お願いします!
http://news.yoikotonet.com/
http://ameblo.jp/papatapapata/
パパ太さんの心温まるぼっーとするブログです!
http://bo-nosusume.blog.so-net.ne.jp/2007-05-06-1
いつも共鳴をいただく友人のブログ。夢や元気やひらめきをくれた名言を伝える素晴らしいブログです!
いつも感動をいただく友人でもありアントレプレナー塾長である三丘大誌さんのすばらしいブログです!
http://plaza.rakuten.co.jp/hiroshi777/