ちょうと6年前の2002年4月、私が仕事に対して充実感が感じられず、方向性が見えなくなった時がありました。
そのときに、日経ビジネスのコラムで、目の前の霧が一気に消えるほどの感動を覚える記事を発見しました。
今でもそのときの感動を覚えております。
その記事は、マーケティングコンサルティング会社（株）ブレインゲイトの社長の酒井光雄さんの「顧客主義をより理解するために」という記事です。（株）ブレインゲイトは、1997年8月には、日経新聞が実施した「企業にもっとも評価されるコンサルタント会社ベスト２０」に選ばれた実績のある会社です。
かけがえのない人を思って
「顧客の立場に立つ最も良い方法は、自分にとってかけがえのない人を相手にビジネスしていると考えればよい。かけがえのない人とは、両親、兄弟、恋人、妻、自分の子供、そして友人達である。食品メーカーであれば、自分の子供に自信を持って食べて欲しい商品を作ればいい。自動車メーカーなら子供が吸う大気を汚さず、妻や恋人が乗る車の安全を守り、友人が乗る別の車や、徒歩の両親への安全性にも配慮したモノ作りをすれば良い。」
「かけがえのない人にこそ使ってもらいたいと企業が本気で行動を起こせば、世界の人たちを魅了するのは容易なことだ。1人の人間として、かけがえのない人を相手に仕事をすれば、その仕事は必ず価値を生む。」
「最近自分自身で何かに満足したり、感動したりすることがないという人がいる。
それは満足や感動は与えられると思っている人だ。
どうすれば自分にとってかけがえのない人に満足や感動を自分の手で与えられるか。
そう考え、行動している人なら、あなたの周りにいるかけがえのない人達が、あなたを放っておくはずがない。
素敵な人が働く企業には、素敵な人が集まってくる。 」
充実していない、感動していないのは、他の人の問題なのではなく、自分自身の問題だというところに、深く感銘しました。
この後、僕は、この後、酒井光雄さんとお会いすることができ、このときの感動を伝えることができました！！
酒井光雄さんに改めて、感謝です！！
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