あやしい話(7) ~ダニとの闘い!〇湿布 | らくえむ 楽笑

あやしい話(7) ~ダニとの闘い!〇湿布


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あやしい話。

長々おつきあい ありがとさーーーん!


も 悪化することなく過ごせてます。

勘違いや新しい情報や再診の様子など・・・

また何度でも共有していただけると嬉しいです。


シリーズ最後。

これを読んだら コギのことじゃなくて

飼い主の身(?)が心配になっちゃうかも。。


でも。 心配いりませんからね。 普通。普通。


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ある日の午後。


母・アサちゃん部屋に掃除機を持ち込んで。

「かけてる間に の毛ぇ梳いて。」とお願い。


快諾アサちゃん。 ファーミネーターを持ってリビングへ。



私は いつもより丁寧に掃除機をかけて。

続く廊下をガーガー吸いながら

リビングへのドアを開ける・・・と?


しゃがみこんだアサちゃんが。

待ち焦がれ顔で見上げて訴えます。

ら・・らっくんに黒い虫がついてる!」


見失わないよう

毛を掻き分けたまま ずっと待ってたらしい。

叫んでも 掃除機の音にかき消されちゃったのね。。



あわてて その手元を見てみると。

黒くてツヤツヤの丸いヤツがっ!

確かに らっくんの首・・・地肌に貼りついてる!!



 飼い主A: 「・・ダニじゃない?」

 飼い主N: 「・・・ダニっぽい。」

 飼い主K: 「・・・・ダニかも。」


だとしたら 引っぱっちゃダメなはず。

頭だけ残っちゃう。。



ガッチリ食い込むダニには そう・・・『お酢!』

脱脂綿にたっぷり含ませてかぶせれば

1分ほどで肌から離れる。。とか。


いそいで コットンと酢ボトル。

らっくんの首筋に 酢湿布を施して・・・


三人で じっとみつめます。

逃げ出すダニを すぐ捕まえられるように。



・・・・・・・・・・?


酢が弱いのか? 少ないのか?

ダニはほんのちょっぴり姿勢を変えただけで

離れようとはしません。


しぶといヤツめ。。



らっくんは既に1時間近く横たわったまま。

(自分だけが注目されてやたら嬉しそうだったけど)


この日は 他にもやらねばならぬこと満載。

永遠にダニと闘ってるワケにはいかないのです。



「もう病院で取ってもらったら?」という案が浮上。

車で2~3分だから そのほうが早いか。


ポイントを見失わないよう 口紅で目印をつけます。

白い首筋が・・ほんのりピンク。おしゃれコギ。



車に乗り込んで。

スイっと着いて スムーズに受付。

待合室にはダニポスター。。そうそう。これこれ。


座る間もなく 診察室へ。


で。おしゃれ目印をかき分けたドクター。

信じられないことを言い出した!


 ドクター: 「これ。。。ダニじゃない。。」


  (・・・え?)


 ドクター: 「ケッシュ。」


 飼い主: (げげ!)「ケッシュって・・血の・・・血腫?」


 ドクター: 「そう。その血腫。」



診察台で見るそれは

家を出る前よりグッと小さくなってました。赤味も強い。

酢湿布の効果か。。。



飼い主三人 額を寄せ合ったあの時間!
アタシもぉ~と うろつくえむちんを邪魔者扱いしたあの時間!

ダニが姿勢を変えた!と 声を揃えたあの時間!

 (↑見る角度や 液体による歪み?)

ひたすら酢湿布を押さえて身構えたあの時間!


あれはいったい・・・なんだったのぉーーーーー!(超恥)



いやいや。

せめて 酢で落ちない時点で 誰か気付けよ?


らくえむ 楽笑-あきれらく
 〈イメージ図〉



呆然としつつも 血腫の原因を尋ねてみたところ。

「強いて言えば・・・加齢かな。」ですってー。

ヒトが歳を重ねりゃ肌にいろいろ出てくるモノ的な。あれ。

華麗に加齢のらっくん。。



マボロシダニに1000円を支払って。

「おだいじに~」と見送られ。(←今日だけは言うなっ!)


助手席には ほんのり紅の酸っぱい犬。。


らくえむ 楽笑-らっくんるーじゅ
〈懐かしの 『ラック’ン☆ルージュ』 より ←クリック!



「また振りまわして ごめんねぇ。」と声をかけると

らっくんは ニコニコと私を見上げます。

ずっと注目の的だったことも 特別なドライブも

彼にとっては嬉しい時間だったようで。。(ありがたや)



我が家に戻れば コギ想いの家族が

「取れた?」 「取れた?」と 出迎えてくれました。。


「取れねーよ。 ケッシュだもん!」



ダニと信じていたものが ダニではない?

驚きのあと・・ 全員 大笑いがとまりません。

真剣だった分 込みあげます。込みあげてきます。。



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みんな らくちゃんばっかり構ってさ。

らくちゃんだけ連れておでかけするなんて。


らくえむ 楽笑-ふきげんえむ


ありえない状況に 気分を害した妹さん。

誰が話しかけても硬い表情・・・

って言うか 聞こえないフリするんです。

(ときどきね。特にキンちゃん絡み。ぷ。)


拗ねてみせるあたり。

もう思いっきり 女子。でしょ?


ナデナデかオヤツで

ご機嫌うるわしくなるんだけど♪


ほんと・・・かわいいコギ。




えむちんは ダニじゃない って分かってて

「違うってばー。らくちゃん平気なのにー。」と

あの輪の中に鼻を突っ込んできてたのかも。

ちゃんとお話聞いてあげればよかったねぇ。


美しき団結。

みなさんも ご注意くださいませ。



ま。こんな失態も含めて コギライフ。

普通に真面目にたのしんでおります。。