ハゲて生えてハゲて。 ステロイドぉ?
1ヶ月前の朝。
目覚めると・・・えむちんに小さなハゲ!
そこだけ毛が抜けて 黒い皮がズルっと・・・。
ケージ内では 朝まで静かに寝るえむちん。
擦り剥くってことは まず考えられない。
それに イヤ~な感じの みずみずしさ。
ちょうど ワクチン接種の時期。
すぐ病院へ行こう!
なんともなければ
ワクチンだけ打って帰ってくればいいしね。
『犬』 『鼻部』 『疾患』 『脱毛』 『痒みなし』で検索して
ゾロゾロ上がってきた病名候補。
ダニ? 菌? 日光? まさか悪性?・・・。
(↑まだ小さなハゲをみつけただけなのに!)
悪妄想飼い主。
病院恐怖症のコギをともなって 病院到着。
狂犬病予防注射のときのビビリっぷり。
あれに加えて 鼻先をいじられたりしたら どうなるんだ?
診察 スタート!
えむ: ひぃぃぃぃ。 こーろーさーれーるーー。(繰り返す)
一同: ・・・・・・・・・・・・・。
いろいろ練っていった策もむなしく。
若先生(男性)たちの白い腕に
ペンシルストライプを描いて帰ってまいりましたっ!
病院恐怖症の課題は 残しつつ。
鼻ハゲのやりとりをギュっと縮めると・・・
女先生: キズじゃなくて 皮膚病だね。
でも 悪いタイプのものではなさそう。
ダニとか 特に悪い菌もいなかったし。
楽ちゃんにうつることもないので 生活はいつも通りで。
〈 病名は? ひふびょう ですか?〉
飼い主: 原因は なんでしょう?
女先生: 体質。・・・かな。 〈← え!〉
痒がっては いないんだよね?
飼い主: はい。全く。
だからかえって悪いヤツじゃないかと心配で。
〈↑ホントーに違います? 穴が開くほど見てください!〉
あと。食べ物の影響は・・・?
女先生: んー。食品や薬品のアレルギーは
もっと違う出方をすることが多いから・・・関係ないと思うよ。
飼い主: じゃ ゴハンはいつも通りでいってみます。
どんどん広がったりとかは・・・?
女先生: 広がるかも・・・ね。 これはなんとも言えないかな。
お家でできるのは 食後や散歩後に
やさしくキレイに拭いてあげること。
軟膏が使い辛い場所なので 飲み薬を使ってみましょう。
それでも 痒みが出たり ひどくなるようなら
注射とか もっと強い薬を考える。ってことで。
〈 ↑ クスリ飲ませなきゃいけないのかぁ。。。〉
ラリキシン(セファレキシン)250mg×2錠/日。
投薬3日目から 毛が生え出して
8日後はこんな感じ。
薬が終わる頃には 赤味もひいて。
もとの黒い皮膚を取り戻しつつあり。
よかった よかった。
薬を飲んでも飲まなくても 自然治癒したのかもよー。
なんて 言いながら 胸をなでおろしたのでした。
一週間後・・・ げげっ。
もとのハゲはきれいに治ったけど
その先 思いっきり 拡大しとる!
自然治癒じゃなかったね・・・。
飼い主の悪妄想・・・ ふたたび暴走開始。
検索キーワードを増やすと
さらなる病名が続々。
(↑ただの妄想ですから どうか心配なさらず)
たくさん食べても肥らないことや。
一時期 食糞がひどかったことや。
あれやこれやと小さな気がかりを集結させて。
悪妄想飼い主 と 恐怖症コギ。
ふたたび病院へ。
まずは女先生。 次に 院長先生。
飼い主の悪妄想は 順次 修正していただきました。
(↑心の中で 膵外分泌不全まで疑ってたことは ヒミツ)
結局 診たては 前回同様・・・体質による皮膚病。
ってことになったのですが。
院長先生: 赤味が なかなかひかないから
副腎皮質ホルモン使ったほうがいいかもね。
飼い主: ぅえ! ステロイド?
『副腎皮質ホルモン』ワードに食いつく飼い主。
投薬のやりとり と
ヒトカワむけたえむちん話・・・ 次回に続きます。
あ。
えむちんは 痒がっても 痛がってもない・・・というか
お鼻の横っちょにハゲがある不快さは全く感じてない様子。
いつもどおり 元気に過ごしてます!
(騒いでるのは 飼い主たちだけです。。。)
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