吠えコギ!~多頭飼で勘違い
褒めたり話しかけすぎたりって 犬にいいのか?
ベタベタ馴れ合って暮らしてきた悪影響でしょ?
家の中をうろうろさせてること自体 考えられなーい! などなど。
考え方によっては 突っ込みどころタップリですが
へぇー。こんな家もあるん?
ぐらいな感じで お読みいただければ・・・
庭や室内で吠え続けさせないよう工夫してみたら。
3日後あたりから
玄関チャイムが鳴っても 吠えなくなり。
ヒトの気配がしても冷静。
家族の外出時や帰宅時の大騒ぎもなくなって。
お散歩時。
通行人通行犬に対する警戒が緩まり。
よっぽどでないと塀の向こうに吠えることもなく
初対面 オシリでの挨拶も昔みたいにできるように。
撫でてくれようとするヒトには喜んで寄ってく。
な?なんで!
家族全員がびっくりの変わりよう。
楽に関して困っていたことのひとつに
笑に対する爆吠え。も ありました。
(笑は意に介さないといった風でしたが・・・)
朝起きて まず。楽をケージから出します。
そして笑のケージロックに手をかける・・・あたりから
その日の爆ワンワンがスタート。
笑がヒトにピョンピョンすれば・・・吠え
笑が上手に甘えゴロンをすれば・・・吠え
バトルはもう吠えながらじゃないと走れない。って感じ。
そのうち・・・笑が何もしなくても吠える態勢。
楽が2歳を過ぎたころ 妹分の笑がやってきて。
先住犬を大切に。を心がけながら過ごした我々。
スタートから ふたりはなかなかうまくいってるようで
多頭飼への心配も吹き飛んだっけ。
笑に対しての グフッとかワンッはごく小さいもので
そのうちお互いの存在に慣れて落ちつくだろう。と。
笑がヒトに飛びつくと 楽が厳しくワンワンッ。
「楽にぃさんが指導中」などと眺めていた我々。
(指導でも何でもなかった・・・)
いきなり2コギになったことで
楽に我慢させてることもある?と ワンワンッを黙認。
「小言や文句ぐらいは言いたいよね」と本気で思ってた我々。
(小言なワケない・・・)
だんだん吠えは大きく甲高く・・・そして頻発。
とうとう楽は
心が水溜りのように狭く浅いヤツだ。とか
ヤキモチヤキオと囁かれるように・・・
もしかして 楽と笑は 相性がよくないの?と
別々に過ごす時間を増やしたりも。
(ほんと勘違いの連続でした・・・)
最近あらためて
近くから 遠くから じっくり観察してみても
ふたりの関係は ぜんぜん悪くない。
むしろ相性がいいほうかも。
ほどよく ケガなく 遊ぶことだってできるし
いつのまにか 一緒に寝てることだって。
ヤキモチっぽい爆吠えだけが問題・・・。
楽は 笑との暮らしをとっくに受け入れてるみたいなのに
「誰か」が加わると おかしなことになる?
平等や優先をいくら心がけても
ヤキモチ吠えが改善されないのはどして?・・・ぐるぐる・・・
ところが今回。
庭や室内での警戒吠えが激減したと同時に
笑に対する吠えも ゼロに近くなりました。
イラッとした雰囲気も消えて。
ホントのところは 分からないけど・・・
たまには ワン。ぐらい言いたいよねぇ。って
最初の小さな吠えを黙認していたのが悪かったのかも。
多頭飼になる前はこんなんじゃなかったんです。
ひとりずつなら 吠えないんですよ。あは。って
目をつぶってたのが悪かったのかも。
もし 犬が他を羨んだり妬んだりしない。としても。
生活が一変したときの
不満や不安はそれなりだった。と思われ。
(ヒトの妬み感も 不安や不満の一種?)
勘違いをしたまま
吠える。という行為を習慣付けてしまったせいで
意味のない不安不満ワンワンワンを増やしてしまった?
ヒトがカラオケで歌ったり 夕日に向かって叫んだり
友達に愚痴をこぼして・・・あぁスッキリした。ってのと
楽笑が吠えるのは ぜんぜん違うのに・・・。
楽笑は 音への反応が強いほう。
美味しい音。いいことが起こりそうな音。
遠くから駆け寄ってきます。
それと同じで イヤな音にも敏感で。
自分たちの吠え声がいつの間にか イヤな音の一種・・・
というより 最悪な音になってたのかもしれません。
ちっちゃなグフッから始まった妬み音。
この音を聞く(=発する)と同時に
頭の中は 不安不満要素でいっぱい。っていう回路が
いつのまにかできちゃってたのかな?
ほんとはもう 具体的な不満不安なんて 持ってなかったとしても。
ゴハンを食べる前。
「美味しそうだワン」じゃなくて・・・「早く食わせろ!」
ボール遊びの最中。
「今日はとっても楽しいワン」じゃなくて・・・「もっと投げんかぃ!」
来客時。
「久しぶりに会えて嬉しいワン」じゃなくて・・・・・・
楽笑の場合。
どんな小さな吠えもひとつ残らず
不安不満及びビビリだったと考えれば
いろんなことがストンと落ちる気がします。
とうとう 妬み音(不快音)とビビリ脳が直結して
何から何まで怖い(ような気がするぞ)
何から何まで不満(な気がするぞ)状態にしちゃってたのかも。
そこにもってきて 新しい住環境とリズムに慣れろ。と飼い主が強要。
現時点で思いつく 最たる反省点は・・・
ヒト目線の理由をつけて OK吠えとNG吠えを選別したこと。
時間が経てば学習して慣れるのが当たり前。と決めつけたこと。
キョトキョトしなくなった楽。
抱き上げるとその体は すごくやわらかくて。
今まで 家の中でも変に緊張してたのかな・・・。
並んだふたりの雰囲気も とってもいいし!
もしかして・・・血便もこれと関係あったか?
えむちんは・・・小さなことにこだわらない素直な女の子。
育てやすいし 相変わらず全部がかわいくてたまらない。
らっくんは・・・ちょっと面倒なとこもある繊細な男の子。
手がかかるわー。な時もあるけど そこもまたかわいい。
もともと私・・・
手のかかるヒト・・・おっと失礼。手のかかるコギも
嫌いじゃなかったりして!
楽笑の爆吠えから逃れたい。から始まった軌道修正。
別の面まで考えて振り返る機会になりました。
知らず知らず コギの負担を増やしてたことにも気付けたし。
我が家の場合は 偶然・・・
吠えさせないシーンを作ってみて
不快音を減らしてあげたら
別シーンでも吠えなくなって。
ビビリまで軽減。
ふたりの関係もいい感じ。 というオマケまで。
我々の計算式では 予想できない流れでした。
まだ油断はできないし これからも工夫が必要だけど。
ブログタイトル下の一行・・・
幸せそうに見えるけど~。に 近付けたかな。
(このところ 内容にかなり偽りアリでした)
爆吠えが響かない家は すごく心地よくて
みんな とっても穏やか。
この感覚も忘れないようにしなきゃ・・・。
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