白い珪藻土~コーギーが住まう家
オクラの花。
直径は10センチぐらい。
薄いレモンイエローで 中心は重厚なムラサキ。
巾2センチぐらいのヤマブキ色。
咲けよ 実れよ!
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キッチン部分の壁は ほぼ全面キッチンパネル。
調理頻度が高いこと。
こまめに壁掃除をするほうではないこと。
などから メンテしやすい材になりました。
他の部屋の壁や天井も 汚れにくい・汚れても落ちやすいクロス。
どれも日常生活(性格?)寄りのものです。
でも。
リビングだけは 珪藻土を塗る。
というキンちゃんの希望。
白い珪藻土で刷毛目が粗いやつ。
それはもちろん素敵です。
雰囲気もいいし 調湿やニオイ軽減などの効果も。
一方で 汚れが落ちにくく
割れやすい欠けやすいなどの欠点もあります。
たいていの場合。
キンちゃんは メリットと適度なデメリットをあげますが
私は デメリットでメリットを押し流すタイプ。
気に入ってるけど ひとつだけ問題があるからやめよう。
みたいな感じです。
今回の件に関しては
リビングは白い珪藻土。というのは 検討事項ではなく
決定事項だったので
おずおずと切り出してみました。
腰までは別材を貼ってみたりしない? って。
だってもし。
引越し当日に 楽がリビングでこんなことしたら!
別材は貼らないよ。
・・・短い協議の末
リビング壁は床から天井まで珪藻土。に決定しました。
検討段階では 取り越し苦労デメリットが気になりますが
決めてしまえば スッキリします。
見られないほど傷んだら いつか塗りなおせばいいさ。
という結論に至りました。
塗りあがった壁はとても美しいもの。
楽笑には 初日にキンちゃんから
「おまえたち 汚すなよー」と強い指令が出されました。
楽が足をあげる気配すらなく
ふたりの動きへの警戒もすぐに解かれたのです。
手垢というんでしょうか 薄い汚れがときどきついてしまいます。
こういう乾いた汚れは 事務用消しゴムで軽くこすれば元通り。
長くそのままにしていると落ち辛くなるので
目についたら ゴシゴシ。
白色の場合。水分を含んだ汚れ(ヨダレ?)も
台所用漂白剤を薄めたものを綿棒につけて
軽くちょんちょん。とやれば大丈夫。
思ったよりメンテしやすいじゃーん。
ある日。
テラスに干してあったカボチャたちを
私が取り入れなければならなかったのですが
その夜はとても疲れていて
明日やるから。と日延べ宣言。
そこで キンちゃんが
かわりにカボチャを運び始めた・・・。ところまで見届けて
夜ゴハンの準備をしていると
ゴッツ。・・・・・・ギャーーーーーー!
いったい どうした?
出窓に置いた容器にカボチャを投入中
そのひとつが手からこぼれ
こだわりの美しい白い珪藻土の壁を強打したようす。
深いふかーい濃緑の模様がクッキリと浮かび上がっていました。
これは 落とす努力をした後の写真。
薄らぎはしたものの
ションボリするキンちゃんの横で
私は口を真一文字に結んで 汚れに臨んだのでした。
汚しやがって~。と 怒ってたわけじゃありません。
だって。
だって・・・口を開けば
ぶっはー! って ふきだしてしまいそうだったから。
まさかカボチャがこんなことになるなんて(すまんキンちゃん)。
簡単に落ちそうにないので
済んだことはしかたないさ。と ソファーで隠したまま就寝。
翌朝。
こっそり 漂白綿棒でこすってみます。
固まっている土が溶けるので 少しずつ少しずつ。
そこだけ凹みになってしまったけれど 遠目には分からんだろう!
起きてきたキンちゃんも 緑色が消失したことに 安堵の表情。
よかったよかった。
ある程度の汚れはしょうがないけど できれば白さを保ちたいところ。
問題視されていたらっくんは 今のところゴールド免許。
白い珪藻土。
強行に反対せず この素材にしてよかったね。と
我が家の場合は 満足していますが。
メリットデメリットを承知した上で
全員が広い心を持って ご使用になることをお勧めします。
でもまさか。
キンちゃんがトップバッターとはねぇ・・・
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