アラフィフ世代が毎日５分で若返る
かちかわ ともかです。
三連休の今日、
お天気も良くお出かけされた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
疲れを次の日まで残さないように、
ゆっくり休んで無理をなさいません様に…
次の日はチベット体操で身体を動かし、
身体をスッキリさせて
更に楽しい休日をお過ごし下さいね。
11月のレッスン予定はこちら。
皆様にお会い出来るのを
楽しみにしてますね。
昨日はお寺で
チベット体操の継続レッスンがありました。
生徒さんはSさん、私と同じ48歳。
Sさんは何度もいらっしゃっていて
動きと呼吸法も
随分上手くなっています。
デコルテラインがすっきりして
首回りも綺麗になり、
脚のラインも
とても女性らしくなってきました。
最近どうですか？と伺うと
少しイライラしやすくなったと
答えられました。
ちょっとしたことでも怒ってしまい
腹ただしい事も多いのだとか…
そろそろ更年期という言葉が
出てくるのがアラフィフ世代です。
急に暑く感じたり、
周りの人たちが涼しい顔をしてるのに
汗をものすごくかいたり、
ちょっとしたことで怒ったり
些細なことで落ち込んだり…
アラフィフ世代なら、
周りの女性の先輩方に
そんな症状があったことも
聞いたことがあるでしょうし、
もう少し若い世代なら
ご自分のお母様の状態を
近くでご覧になっていたかもしれません。
更年期って、
不安定、ヒステリー、ホットフラッシュ…
良いイメージを持たない言葉ばかりが
並びます。
この頃の女性は
お母さんとしてならそろそろ
お子様達が独立して巣立ちされ、
多少の差こそあれ
寂しさを感じているでしょうか…
御両親やお姑さんの介護があったり、
旅立ちでの別れもあるかもしれません。
夫婦間の変化も出てくる頃でしょう。
お仕事をバリバリこなしていた人は
キャリアを重ねて頑張ってきて
更にこれから…そんな時でしょうか。
そんな時に起きる更年期、
戸惑いや焦り、
怒りや悲しみ、
訳の分からないものに突き動かされて
どうしていいのかわからなくなる方も
多いのでしょう。
更年期といえば、
いつも私は思い出すことがあります。
何年か前、TBSテレビのドラマ、
「３年Ｂ組金八先生」の中の
場面を思い出します。
五十代半ばの女性の教頭先生が
学校内のトラブルに怒りぶつけます。
怒りが大きくなり、その場を去ります。
女性の体に無知な男性教師が
「更年期のヒステリーだからしょうがないですよね。」
と笑いながら話していると
養護教諭が反論するのです。
（高畑淳子さんが演じていました。）
「女性の身体はとても繊細に出来ているんです。女性の一生には四季に例えられます。
これから女性として生きていくのに変わりゆく変化に戸惑う思春期と呼ばれる春。
身体の変化が安定して妊娠出産が可能になる女性としての盛りの夏。
そしてその頃を過ぎて身体が変わっていく秋。
その頃女性はたくさんの変化に戸惑い、悩みあがき苦しむ人も多いんです。
思秋期と言ってもいい。
それをヒステリーという言葉一つで片付けるのは女性に失礼じゃないですか？」
この頃私は
まだこの言葉の本当の意味を
理解していなかったと思います。
ようやく今、更年期と呼ばれる
この年齢になり大きく納得しました。
Sさんがチベット体操継続レッスンに
来て下さるのは、
もちろんしっかりエクササイズして
正しくチェックしてもらう為でも
あるそうなんですが、
色々おしゃべりして心を軽くして
笑顔でこの後も頑張ろうと思うのも
大きな目的なんだそうです。
今日のレッスン後のお茶タイムは
11月から始まった
HAPPYエイジングブレンドのハーブティーで
更年期をサポートする
身体イキイキHAPPYエイジングブレンドと
美味しい和菓子を
一緒にいただきながらおしゃべりをしました。
ハーブティーもとても飲みやすく
和菓子と良く合うと
喜んでいただきました。
おしゃべりしていく中で
少しずつ笑顔が増えていきました。
お互いにそろそろ来るであろう更年期、
我慢し過ぎたり、
抑え込むのはやめようと話しました。
怒りたい時は怒ってもいい。
泣きたい時は泣いてもいい。
ただ周りの人にマイナスエネルギーを
ぶつけるんじゃなくて
出してもいい場所を作っておく、
話してもいい相手を選ぶ。
更年期の症状はそれぞれ違います。
婦人科の医師にお世話になることも
視野に入れておくのも一つの方法ですし、
東洋医学や予防医学、
鍼灸やアロマを利用するのもいいと思います。
チベット体操も身体をゆっくり動かし、
正しく呼吸法が出来れば
穏やかに過ごせる一助となるのではと
思っています。
更年期を「幸年期」と字を変えて
表現される方もいらっしゃいます。
私はその表現、悪くないと思いますが、
更年期真っ只中の方にこう伝えても
まず100%納得される方はいないと思います。
こんなにしんどいのに
どうして幸せだって言えるのよ！？
そんなふうに反論する人が
大多数でしょう。
だけどいつか振り返った時、
しんどかった時も沢山あったけど
ほっと出来たことも穏やかだったことも
色々あって、
「幸年期」だったかもしれないなぁと
思う人が
チベット体操レッスンを受けて
そう思ってくださったら、
嬉しいなぁと思います。