猿袴その②。


猿袴は、このような長方形の布で構成されている。


本来ならあともうひとパーツ、小さい四角い布が加わるのだが、無くても作れるので私は割愛している。


数少ないネットの情報を頼りに、見様見真似で作りながら、理想のシルエットになるよう微調整を加えていく。


サルエルパンツのように股にまちが入って開脚しやすい反面、お尻がもたついてしまい、試作1号を作った時には、夫に、

「お尻がもたついてて、何か漏らしたみたい。」

と言われてしまった。


う〜ん…確かに。


好みはあると思うけど、私は好きじゃないなぁ。


お尻をスッキリさせつつも、動きやすさを損なわないデザイン。


全体的に細身にしつつ、股の位置を上げて、まちはしっかり入れてと試行錯誤しつつ、今は4号を作っている。


私は、アフリカンダンスをやっているので、アフリカの布パーニュで猿袴を作っている。


動きやすいので、ダンスにも最適なのだ。


野良着としてだけではなく、普段使いもできるよう改良を進めていく。


理想の形ができたら、販売して、ハンドメイド作家としての一歩を踏み出す。