図書館の返却日だったので飛ばし読みしてしまいました
薬を飲ませる前にできるADHDの子どもを救う50の方法 [ トーマス・アームストロング ]
私がADHD傾向(自称)で、娘もそんな気があると感じているので、前々からADHD関連の本は読んでいます。
本によっては、不安商法のようなネガティブな表現もあるけれど、この著者は愛に溢れている感じがして好きです
今回の本は、とある行動に対して、合う対処法はこれなのでは?という具体的な内容がいっぱい。
なので、わが子に当てはまる部分だけ読むことができる
改めて、最近ネガティブワードが増えてるかも…
ツールに頼ろうとしてるかも…
と反省しました。
他の部分も、もちろん読んだけど、色んな子がいるな〜としみじみ
よく、座って大人しく聞くことを求められるけど…
ある子は、授業中に水やりや掃除を指示され、しながら授業を聞くことで、テスト満点になる位アタマに入ってた、とか。
教える側からしたら、自分の方を見て、姿勢良く聞いてくれる子を評価しがちだと思うけど…
実際、その子の学習になる受講態度は人それぞれなんですね。
ただもちろん、動き続けていたら他の子が集中できないので…
配慮されているところは、一番後ろの席にしたり、机が2つあって自由に動いていいようにしてるんだとか。
そんな事も含め、保護者より教育者向けの内容も多く感じました
そして同じ著者のこちらの本は夏休みに読んだのだけど…
もっと一般的で、ADHDに限らず他の発達障害といわれる内容のことも書いてあり…
でも、病名をつけることが「レッテル」を貼ることになる懸念も書かれてあり…
改めて
「みんなにちがって、みんないい」
の世の中が良いなと思いました
特に、この本の
「障害があると見られるか、才能に恵まれていると見られるかは、生まれた場所と時代で決まる。」
が響きました。
社会の中では、騒ぎ立てる子どもに対して冷たい目線も、親が疲弊することもあるけれど…
行動できる子は、将来も切り拓いていけると信じてる。
わが子達を、
自分が育てやすい子にするのではなく、
自分の人生を楽しんでいけるサポートをしたい。
改めて思いました
この本はまた読み返したいから買おうかな…