4月5日、6日。
演劇くらぶ葛の葉公演「南吉のキツネたち」無事に公演終了しました。

遠くからご来場いただいた方
来られなかったけれど想いを馳せてくださった方
お子さんに配慮しながら一緒に見に来てくださった方
本当にありがとうございました🙇‍♀

連日たくさんの方にご来場いただき、メンバー一同、全力で演じることができました。
素晴らしい出会いと経験をさせていただき、感謝でいっぱいです!!



実は今回、葛の葉さんからの踊りの依頼を受けたとき、「踊りたい!」と思ったにもかかわらず、家族の事情を理由に、一度はお断りしてしまったのです。
あまり稽古に出られないので、私が足を引っ張ってしまうと思ったから。。。
それでもあきらめずに依頼してくださった座長 白神さんのおかげで、再び葛の葉の舞台に立てたことは大きな財産です。
これからも、演劇くらぶ葛の葉さんを、陰ながら応援します!

終演後、お客さまから声をかけていただき、久しぶりに人の間で生きる事ができたんだなぁと、感動していました。
私が日本を離れることに心を寄せて下さり、数年ぶりにお話できた方もたくさんおられて、嬉しかったです。
海外でも、何としても環境を作って、踊りを続けるぞと決意しました。

それから。。。
舞台挨拶でも座長白神さんが話していたとおり、作曲演奏をしてくださった中林由美子さんが、公演1ヶ月前に急逝されました。
そのショックと悲しみを乗り越えながら
中林さんの意志を引き継ぎ、良いものを届けることだけに集中していた1ヶ月。
中林さんの曲たちと共に、みんながんばりました。

そして、公演5日前には、かつて舞台を一緒に創らせていただいた女優の友人、葉山陽代さんが他界されました。
正直、現実を受け止めきれないまま、舞台直前で、お別れ会にも行けずに迎えた本番、、、

当日の劇場では、才能溢れる彼女たちが、舞台の神様として観ていてくださったような、そんな気持ちを勝手に抱いていました。
この場を借りて、ありがとうございました🙏

残された者として、命の灯火が消えるその日まで、精一杯生きていきます🔥