はいはいはい、こんばんは。

Selamat Malam(こんばんは)! ← インドネシア語です。


サビキさんが中小企業診断士の資格試験に合格しました。

おととしの夏に一次試験をパスし、昨年秋に受験した二次試験の結果が今年1月に発表され、無事にパスいたしました。

そして先日、最後に口述試験(面接)を池袋で受けてきました。
(池袋まで乗り換えなし6駅、30分以内で着くのでアリガタシ)

この後、正式登録するには実務研修が必要らしく、土日の休みなどを含めて15日間程度費やさなくてはいけないという、会社員をやっている人にとってはなかなかハードルの高いもので、3年間のうちに修了する必要があるのだとか。

そこまで完全に対応しきって、初めて正式登録できるのだそうです。

なんにしても、通常の仕事を行いながら中小企業診断士という国家資格を取得したのは素晴らしいことで凄いことです。

キムさんの後輩としても、これから頑張ってもらいたし!


はい。

では、本日の本題、フィジー旅行記の最終章です。


~前回までのおさらい~

初日の夜は成田空港からフィジー航空にて機中泊で現地入り。

サビキさんはこの時点で謎の咳と鼻水に苦しめられる。(1か月後に、咳喘息だったことが判明)

2日目(現地着から起算して初日)はフィジーの中心部であるナンディ市街地を観光。

現地の都市部の目抜き通りでお土産屋と現地スーパー、そしてヒンドゥー教の寺院を見る。

途中ピザ屋で激辛のピザを食べる。

夕方前にポートデナラウという高級感漂うマリーナで、カフェでゆっくりしつつ再度お土産屋巡りをし、夕飯は絶品フィジー料理にて舌鼓を打つ。

この日は疲れていたので、すぐに就寝。


という流れで、現地での2日目(旅程としては3日目)の始まりです。

この日は普通に朝起きて、再度空港に行ってヘリでヤサワ諸島という離島に向かいます。

その朝の動きで、いきなりトラブルが発生しかける。

昨晩、ホテルのフロントにて翌朝の空港行きタクシーを予約していました。

そして朝、チェックアウトと同時にその旨を告げて、「確かに承っています」と確認でき、タクシーを待っていたのですが時間を過ぎても来ない。

フロントに「タクシーまだ?」と問うと「あなたはアイランドホッパーに乗るんでしょう?」と言われる。

うむ、確かに私たちは「アイランドホッパー社が運航するヘリ」でヤサワの離島に向かう。

しかしおかしい、そのアイランドホッパーに乗る人たちが他にも待っているのです。

ホテルフロント 「この人たち、みんなで同乗して向かうのよ」と。

むむむ!?? おかしいぞ?? と、ピンときました。

私 「そのアイランドホッパーって、マリーナから出る高速船のこと? ウチはアイランドホッパー社が運航するヘリで離島に向かうので、今から空港に行くんだよ」と。

ホテルフロント 「えっ??(うろたえ)」

出ました・・・、海外でのあるあるコミュニケーションエラー。

非常にややこしく、事情が分かれば頷ける状況でした。

フィジーでは同じ「アイランドホッパー」という単語があり、一つは私たちがお世話になるヘリコプター観光を運営しているアイランドホッパー社、一つはマリーナから離島に向かう高速船の名前がアイランドホッパー。(なので、みんなでまとまってマリーナに行く乗合バスが手配されていた、とうもの)

ウーム。。。

これは致し方ない。

結局予定の時間は過ぎたけどなんとか軌道修正できてタクシーに乗り込み、時間としてはまだ余裕がある感じ。

ちょっと焦ったけど、まぁ、これくらいは想定内というか、ギリギリ海外でのトラブル回避センサーが活きていて良かったというところです。

で、空港のヘリ運航会社のアイランドホッパーに無事到着。

その空間がなんともVIPラウンジのようになっているではないですか。

この日、この時間の往路は私たち二人だけがお客のよう。

VIPラウンジを二人で独占です。

 

 

 





そこで小一時間ほど待って、ヘリの出発です。

はい、もちろん、人生初のヘリです。

これがもう、かっこいいし、うるさいし、早いし、ダイナミックだし。

バリバリバリバリイイイイイイイ!!!と、ずっと轟音を立てています。

なので、乗るときには消音ヘッドホンで耳をガードし、無線で操縦士などとやり取りします。

(操縦士と話ができるとは言っても轟音に邪魔されよく聞き取れず、そして轟音がなくても多分英語が早すぎて聞き取れず(ヘタレ・・・))

乗り物として、飛行機とは異なる空移動の完成形と思わされた。

人生で1度あるかないか、とてもスゴイ体験。

 

 

 



空を飛ぶ怖さはなく(人による??)、飛行機とは異なり低空飛行で景色が良く見え、しかも海や島が超絶綺麗で絶景。

こんなアトラクションがこの世にあったとは。。。

ちなみに島移動せずに、ただの空の観光もできるのですが、島移動と同じくらいの金額がかかります。

※ヘリの移動、たかだか30分くらいなのですが、まぁお高い。。。。

や、しかし金額に恥じぬというか、金には代えがたい貴重な経験ができたのが、とにかくHappyです。



そうして到着した、私たちの目的地である島。

ヤサワ諸島のナヌヤバラビューという島のマンタレイアイランドリゾートというホテルです。

や~~、これがもう、楽園!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 



雰囲気は、私がムックンと2018年の4月に訪れたインドネシアのギリ島と非常に似ています。

海の水の透明度やハンモックがあってユッタリした時間が流れているのは同じ。

ただ、違うのは海のサンゴのゴージャスさと熱帯魚の種類・数。

ギリ島も世界最高と言っても過言ではないような夢の島なのですが、そこよりもさらに煌びやかな海の世界。

シュノーケリングで足が着くどころか水深50cmくらいに、視界一面に広がるサンゴの森。

水際から70~80mくらい沖合まで泳いで、ようやく足の着かぬところ(サンゴの切れ目)に出れば、そこには熱帯魚の大群。

いや~~、これです、見たかったのは。

海の宝石箱とはこのこと。

ちなみに、ダイビングも1回潜ってきたのですが、なぜかダイビングの場所での景色(海の模様)よりもシュノーケリングの方が圧巻でした。

ダイビングのポイントも良かったのですが、それ以上にシュノーケリングのポイントのレベルの高さが段違いすぎて。

ダイビングに関しては少し沖合いのポイントだったものの、この日(雨季の今)の海のコンディションがイマイチだったのが大きく影響していそう。

ただ、透明度を差し引いても、この時のフィジーでのダイビングよりもインドネシアのギリ島やマナドというところで潜った時の海の方が凄かった。

なんにしても、このフィジーでの奇跡のシュノーケリングのポイントが、自分たちが宿泊しているホテルの目の前というのが驚きです。

 

 

 

 

 



(写真はGo Proで撮影)

それが朝~夕方までいつでも体験し放題。

奇跡です。

ハンモックでゆっくり寝るもよし、ビーチベッドで寝るもよし。

リゾートでまったりというのは、本当にこのことなのです。

さらに夜には、これまた奇跡と呼べるほどの綺麗な星空。

もちろん世界にはもっと綺麗に星空を見れる場所があるのでしょうけど、私の人生では一番綺麗な星空でした。

プラネタリウムのように、空が若干弧を描くように見えるほど。

流れ星も見えた。

これ以上にロマンティックなシチュエーションはあるのだろうか、と思えるほど。

てな具合で、この島で過ごした料理も全部美味しいし、海も綺麗、空も綺麗、空気も良い。

テンションMax、リゾートで過ごす最高の体験をしつつ、私は便秘、サビキさんは咳き込みでまともに寝られぬ夜を過ごす。

なんというエッジの効いた旅行でしょうか。

まぁ、楽しいだけで終わらなかったのは、一つ思い出としては強く刻まれることでしょう。

そして帰国した1/2の夜、成田に到着してすぐに飛び込んできた羽田の衝突ニュース。

さらには能登の大地震。

こんな浮かれたブログの中で恐縮ではございますが・・・、このことについては、被災されたすべての方、ご家族に、心よりお悔やみ申し上げる次第です。。。

このような締めの中で恐縮ではあるものの私(と、サビキさん)個人のことだけで言わせていただくことには申し訳なさもありつつ、最高の年末年始を過ごせたことには感謝。



今週のサビキさんの一言:謎の咳は咳喘息でした。他の症状はないが(特に夜に)咳だけが出る…という状況が3週間以上続く場合、呼吸器内科などを受診した方が良いようです。