女将弁当メニュー
シンプルいちばん
オーブン焼き塩鮭
コロナ前の一年半、当時78歳の美智代と68歳の清子がたった2人で、
銀行のケータリングをさせていただくことになった。週に4日朝7時から作り始めて11時に納品。
食堂の片隅で清子はテーブルクロスを掛けて5品の惣菜をおばんざい風にセットして、オニギリとオニギラーズを飾る。
売れる時は18食売れなくても5食。全く利益は出なかった。それでも婆さんふたりで楽しんだ。
「このおかずは何ですか?」高野豆腐やカボチャと小豆を煮たいとこ煮を名前だけでも「へーっ?」と喜んでもらえた。清子さんと呼んでもらえた。嬉しい3時間だった。寒さも暑さも駐車場からガラガラ台車で運ぶ足取りも軽かった。あれは今から思うと若かったね〜私たち。と懐かしい。今は、夜に胃がキリキリしたからアロエ刻んで飲んだわよ清子さん大丈夫?咳だね私は寝ると止まる。と言いながら介護弁当を作って配達。
利益は出ない。
久しぶりに
美智代の絶品卵焼き
に挑戦
保割食感と甘さと、何度やってもあのようにはならない手慣れるって回数だな私は努力の人を目指そう朝のいちばん再びの決心。
パプリカピーマン燻製ベーコンサッと炒め
みやちゃんが手作りで鶏ハムを作ってくれるようになったら、市販のハムやベーコンにはあまり手が出なくなった、けれどロピアの燻製ベーコンは悪くなく、残りを中3女子天音が幸せそうにモグモグ食べるのが可愛らしい。冷めても大丈夫かな。
小さなみかん🍊花の形
味より彩り。美智代の技に挑戦汁がポタポタ落ちながらのギザギザ切り。
できたぁ思わず叫ぶ朝。